皆さんお元気ですか、朝比奈です。
韓国のイ・ミョンバクによる竹島上陸に引き続き、香港の活動家による尖閣浸入が起こり、オリンピック後のマスコミは話題に事欠かないようです。日本政府の対応はいつも通りの事なかれ主義に終始しているようですが、今回ばかりはこれまでのやり方では通用しないと思われます。これに先立つロシアのメドベージェフによる国後上陸の際、有効な対策を何ら取れなかったことが遠因だとも考えられます。
私は夙に(つとに)「昭和史再考」や「日米関係への視座」で、日中・日韓の問題は三国間の問題ではなく、日米安保の見直しを射程に入れた我国の根本的な外交姿勢にあると申し上げてまいりました。それは明治以来とも言える西洋一辺倒の価値観からアジアの中の日本という視点への変化を伴うものであり、政治・経済・安全保障・外交の全てを新たな観点から再構築していく膨大かつ身を切るような作業となるのではないでしょうか。またそれは、私たち自身に染みついた《経済至上主義》《金もうけ主義》を捨てない限り、不可能とも言えるのです。
戦後の日本は講和条約や安保改定に際し、民族自立よりも《経済至上主義》を選択してしまったのであり、それがまさに吉田茂の功罪だったのです。「国家として体をなしていない国」「思考停止している議員や行政」には、もう見切りをつけるべき時かと思われます。外交や安全保障だけでなく、共通の病は教育や医療、金融や産業の各分野にまで広がっています。いわば魂を抜かれた状態であり、病膏肓に入りつつある状態から脱却するために、当サイエンスは日本人の限りない可能性とこの国を再発見するための企画を開始します。この企画は既成観念を打破し、天界の力と研ぎ澄まされた魂によって可能となる念力・透視をはじめとする神通力の開発です。若者たちにも参加を呼び掛け、天意を大いに発揚したいと考えております。
では、来月またお目にかかりましょう。