皆さんお元気ですか、朝比奈です。
2月から私は新聞を一紙やめましたが、理由は信憑性がないからです。イスラム国による日本人人質事件を境に、以前から劣化しつつあった新聞・TV等がますますひどくなり、一部を除いて問題の核心に迫る努力を放棄している状況です。ニュースキャスターやコメンテーターも、権力に批判的な人々はくまなく更迭され、まさに翼賛体制下の大本営発表と似た報道管制が行われている感じです。いつ頃からこうした事態になったのかと振り返ると、やはり9.11やその後のイラク・アフガニスタン侵攻が分かれ目だったと思われます。あのころに遡って真実を追求せねば、マスコミの劣化はますます助長されるのではないでしょうか。
言論統制は何もテロ事件に限ったことではなく、例えばNHKは沖縄での反対運動や政治資金規正法に抵触する政治家の報道はせず、首相のおひざ元のガセネタにもとづく大河ドラマなどばかり吹聴している始末です。一方、消費税UPのための「預金封鎖」を大々的に報じて財務省の広報係と化したNHKの陰で、我が国が保有する米国債1兆3067億ドル≒156兆円の売却について言及するマスコミ人は皆無なのです。国民生活に直結する情報はひた隠して、政府の発表のみ受動的に垂れ流すばかりの新聞・TVからは、もうほとんど何も得られないのではないでしょうか。
国民生活に直結するといえば、地震や火山の情報もほとんど報道されないようです。今起きている桜島のマグマ噴火や阿蘇の噴煙についてはついぞ見かけませんでしたし、そのほかの火山の情報も途切れ途切れにしか伝わって来ません。また、三陸や佐渡で起きている海面を埋め尽くすほどのイワシの大群、神奈川県でも物凄い量のブリが捕獲されていることなど、各地で起きている前兆現象に関しても全く報道されておりません。1月に私は、四国での地震と富士山噴火の可能性についてお知らせしましたが、四国は何も2/6の徳島の震度5強で終わったわけではないのです。最近見かけた情報によりますと、2/26から3週間±1週間の間に日本でM7~9程度が発生するデータが観測されたということですので(国際地震予知研究会)、1月の予測はまだ濃厚に裏付けられているのです。
では、来月またお目にかかりましょう。