皆さんお元気ですか、朝比奈です。
長かった10連休も終わり、毎日々々TVや新聞で流される皇室礼賛報道からこれで解放されるのかというと、どうも安心はできないようです。夏の参院選まで各国首脳特にトランプが来たりして、お祭り騒ぎのまま行きそうな気配があるからです。巷では安倍内閣は好戦的だが、天皇が平和主義なので安心だなどという声もありますが、賢明な皆さまはそんなガセネタはもう見抜かれているものとご推察いたしております。
この間私は古代史論に打ち込んでHPにUPしていたのですが、我が国への稲作の伝播は中国長江流域の民によって齎されたものであり(八雲王朝と原倭国)、そこへ半島から北馬系民族が南下し出雲王朝や邪馬台国へ。ちょうどその頃豊前では北馬系のニギハヤヒ王朝が出来るのですが、ここへニニギ系が侵攻するのが神武東征。「日本書紀」はニギハヤヒ朝を欠史八代として隠し、神武は自らの王朝を創始せず第10代崇神として納まった。この筑豊王朝がその後百済の王統と入り混じり、倭の五王朝から継体を経て蘇我・上宮王朝になっていく(ここまで九州)。「書紀」はこれらを隠蔽するため継ぎはぎだらけとなり、多くの漢籍や韓伝などと辻褄が合わなくなっていくわけですが、この国では相変わらず三種の神器だの伊勢神宮(ここは皇室とは縁もゆかりもない)だのと騒ぎ立て、野党指導者たちまでもが参拝に行く始末。
虚偽の歴史の上に改竄・偽装を常套手段とする権力者が居座る構図は何も政治の分野だけでなく、医療なども同様な状況にあることを私は連休中に知りました。というのも、まず塩分と高血圧ですが、減塩が身体に良いというのは最近のデータでは海外でも国内でも否定されてきているとのこと。逆に、減塩が低体温を引き起こし、結果的に様々な病気に結びつくのだと石原結實医師は指摘します。また、高血圧に降圧剤の処方は無用だし、コレステロールと脳梗塞・心筋梗塞とに因果関係はないと松本光正医師は言います。ところが我が国では、これらの薬が数千億~数兆円の利権になっている所から、また資格更新制度のない旧い医師免許と旧態依然とした健康保険制度の欠陥が、これら副作用の強い薬の乱用といってもよい事態をまねき、逆に重篤な病が日々量産されている現状が明らかになりつつあると申しあげられます。
では、来月またお目にかかりましょう。