皆さんお元気ですか、朝比奈です。
正月以来少し寝ぼけ気味だった頭を一気に覚醒するように、中国発の新型肺炎のニュースが駆け巡っております。武漢や湖北省6000万地域を閉鎖して防止せんとする中国政府の思惑をよそに感染者数・死者数はどんどん拡大する一方で、日本国内にも深刻な影響が。これが生物兵器であるのかはともかく、これまでの所致死率こそ低いものの感染力はSARSをはるかに上回ることから、今後東京五輪や政治・経済の各分野で暗い年明けとなる事が避けられない様子となって来たようです。
実は、2020年に関してはこのほかにもバッド・ニュースがあり、それはMEGA地震予測の村井俊治・東大名誉教授による新しい発表。それによれば、「昨年の11月中旬、伊豆諸島の電子基準点青ヶ島の上下動で、東日本大震災以来となる81cmの高低変動が観測。これは大震災の約2か月前と同じ兆候であり、2020年は東日本と同規模の地震が起こる可能性がある」とのことです。氏の予測はエリアが広範過ぎることと、時期もはっきりしないことから私共は従来さほど重視してこなかったのですが、念のためYES/NOをやってみた所、2020年に巨大地震が起きるのは間違いなく、ただ場所は今回は糸魚川‐静岡構造線の東ではなく西の方面と出た事をご報告いたします。
それと、今冬は記録的な暖冬で、特に西日本各地で70年とか100年ぶりの高温が観測されていることも、上記の予測を裏付けるものと申しあげられます。それは1月早々NHKが放送したり昨年来政府が発表しているような南海トラフではなく、これらは世界的に既に過去のものとなった「プレート説」に基づく予算獲得の為のしろものであり、本当の所は角田史雄氏の「熱移送説」が正しい。氏によれば熊本の熱はまだおさまっておらず、それが西日本の地塊の変動を引き起こすのだとのこと。事実、16年10月の鳥取県中部地震や18年6月の大阪北部地震などがこれであり、熊本では19年正月6日の震度6以降も大小無数の揺れが観測されていることは既定の事実なのです。以上の事柄と村井氏の予測やYES/NOの結果を付き合わせていくと、今年はかなり切迫した年になると考えるべきではないでしょうか。
では、来月またお目にかかりましょう。