皆さんお元気ですか、朝比奈です。
7月末に事務局を都内から千葉県に移転しましたが、今すぐに何かが起こるということではなく、あくまでも万全を期してという意味だとお考えいただきたいと思います。八重洲の会議場は今まで通りですし、郵便物の宛先が変わる程度で他には何らの変更もありません。電話・FAX番号も変わるのですが、混乱を避けるため従来通りのフリーダイヤルのみ表示することとしました。スタッフもみな通ってくることとなりましたので、その点も変わりません。
地震やその他の自然災害については巷でもさまざまに噂されているようですが、今私どもが懸念しているのは、富士・槍ヶ岳をはじめとする各地の火山(磐梯・吾妻~鳥海の東北と阿蘇など九州)の噴火の可能性と、関東大震災、さらに福島第一(とひょっとしたら玄海原発)の臨界の可能性になります。現状、時期を特定しようとすると災害の規模が不明となり、大きさを予測しようとすると時期が不明となってしまうという量子力学の理論のような感じになるのですが、今年の秋から来年にかけては要注意と考えた方がよいでしょう。
これらの情報については我国のメディアは全く報道せず、ひたすら東日本大震災と福島第一の件のみを取り上げておりますが、その背後にどんな思惑があるのかはさておき、情報は多方面から集める必要があると思われます。火山に関して言えば今噴火しているのがチリのブジェウエ火山であり、大洋州の航空便がこのため乱れるなどしているようです。また、ニュ-ジーランドの地震・余震の後はフィリピン・インドネシアの火山が危ないとされて住民が避難、ついこないだは硫黄島の海底火山が爆発しております。
福島第一の対策がほとんど進んでいないことは皆様もご存じでしょうし、富士山頂の測候所を気象庁が一方的に閉鎖したのが2・3年前です。また、東海や南海についてかまびすしく報道されている割には、関東については誰も何も言っていないのです。こうした事情を深読みしていくと、私どもの危惧もかなり現実的になってくるのではないでしょうか。
では、来月またお目にかかりましょう。