「ソルフェジオはグレゴリオ聖歌あたりに・・・」 新潟県 Y・M様
先生が「日本土民は耳が悪い」と仰るのを聞いて思い出したのですが、ソルフェジオは、グレゴリオ聖歌あたりに遡るみたいですが、現代の12平均律で破壊された耳を基準にしては意味が薄れてしまいます。バチカンの悪行は言わずもがなですが、バチカン大聖堂の音響効果だけはもの凄いものでした。寺院内に音が流れるように漂うのですよ。重力のない、空気を漂う音。夕べのミサで聖歌が聞こえた時は方向が分からなくてキョロキョロしました。ピアノの鍵盤と格闘している弾き方は重力ばかりで、指だけ達者に動き回るだけの貧しい音色の偽物ピアニストも多いですね。