大雪?ストップ?

「喪われた30年の意味」

大雪の影響とか言うのですが、
昔と比べてさほどの量でもないのにヤマト運輸など、
はやばやと集荷のストップを通告してくることが度々です。
なんともまあヤワになったものですが、
関西では何と複数の電車が立ち往生して、
乗客が最大で10時間ぐらい閉じ込められていたとのこと。
これに対し Twitter では、
東日本の時の「大川小学校を思い出すな」と言うつぶやきや、
「 これの何がいいのか全くわからない。
集団自殺みたいなもんですよ。
民度とかなんとか言って、全員で非効率かつ危険な方向に行軍している」、
といった感想が。

しかし当事者はさほどの被害者意識もなく、
延々と指示を待ち黙々と耐えているわけで、
なんともまあ我慢強いことと感心するより、
仕事とか契約とか急ぎの用事で損害賠償、
と考えるような連中はいなかったのかと呆れてしまいます。

ちなみに新聞記事を詳しく読むと原因は、
現場の当事者が現況を確認していないことが問題だったよう。

JR西は「夜間の降雪の中での降車に躊(ちゅう)躇(ちょ)」し、ポイント修理を優先させた結果、「判断に長時間を要した」と釈明した。「自己責任」については「言葉の受け取り方で不快な思いをされた方には申し訳ない」と謝罪した。
天候の回復も運転の早期再開も見込めない中で、混雑した車内に乗客を長時間とどめる意味はなかったはずだ。JR西は判断の誤りを猛省する必要がある。
降雪対応にも不備があった。同社は社内規定で融雪設備の点火目安を「6時間で10センチの降雪」とし、8センチ程度と見積もった今回は稼働させていなかった。実際には短時間で15センチ積もっていた。ほかの私鉄で同様の事態が起きていないのは、JR西の対応に誤りがあったことの証左である。

一事が万事こんな訳ですから、
戦争なんか始まったら負けるに決まっているのですが口先だけ行け行けドンドン
というのが今のこの国の実情と言えます。

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