新型コロナ治療薬とは何か(2)前編
「レムデシビルは臨床試験も終わってないのに緊急使用許可!?」
以前新型コロナ治療薬については、
「PCR や抗体検査をを無茶苦茶に行い、偽陽性であれ何であれ全てコロナに仕立て上げ、そうなると隔離されて面会も何もできず、ここで出てくるのがワクチン同様製薬大手の開発した治療薬。高価薬しか承認してないから最後のご奉公となってしまい、医療機関は笑いが止まらない。」、
と述べました。
そこで今日はその第二弾「レムデシビル」について考察したいと思います。
ドクター崎谷は先ず次のように話しております。
「私が一番危惧しているのは、これらの新薬に本当に効果があるのかどうか、あるいは重篤な副作用をもたらさないのかということを調べるのに最低限必要な『ランダム化・ブラインド・プラセボ・コントロール』臨床試験を行なっていないことです(つまり、抗ウイルス薬はサイエンスでは何も証明されていない)。
以上は、あくまでも新型コロナウイルス感染症(Covid-19)と呼ばれる病態が、新型コロナウイルス(SARS-COV2)で引き起こされるという前提のもとでの話です。
そもそも新型コロナウイルス感染症(Covid-19)と呼ばれる病態は、新型コロナウイルス(SARS-COV2)とは関係ないので、抗ウイルス薬とはいったい何なのか?という話になるのですが・・・・。
仮に新型コロナウイルス感染症(Covid-19)と呼ばれる病態が、新型コロナウイルス(SARS-COV2)で引き起こされるとしても、これらの新薬は重大な問題があることを知っておいて下さい。
ドクター崎谷はその上で「レムデシビル」の問題点を、
以下のように指摘しています。
これは過去記事でお伝えした様に、元々エボラ出血熱の時に開発されたもので、タミフルの特許を持っているギリアド社の製品です。
このレムデシベルのプラセボとの比較臨床試験が途中で中断されると急に発表されました。
臨床試験経過では、死亡率は、レムデシベル投与群8%、プラセボ投与群11.6%と統計学的有意差はありませんでした(それでもNIAID所長のファウチは、この結果でレムデシベルがCOVID-19の治療薬のスタンダードになると発言しています💦)。
しかし、途中でプラセボ(何も薬を与えていない)のグループにも、レムデシベルを投与すると言い出したのです。
これでは臨床試験にはなりません。
なぜこの様なことを言い出したのかは、推測の域を出ませんが、おそらく臨床試験をこのまま継続すると、プラセボよりも悪い結果が出ることを恐れたのだと思います。
中国で行われた無作為化二重盲検プラセボ対照多施設共同試験でも、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の入院患者へのレムデシビル投与は、臨床的改善までの期間を統計学的に有意に短縮しなかったことが報告されています。
以上の様な確たるエビデンスが得られないまま、レムデシビル(商品名:ベクルリー)は、5月1日に米国食品医薬品局(FDA)よりCOVID-19治療薬としての緊急時使用許可を受けました。日本では5月4日にギリアド社の日本法人から厚生労働省へ承認申請が出されています。
この抗ウイルス作用は、アビガン同様、人体に甚大な悪影響を与えます。
レムデシビルの添付文書には、
・小児や妊婦への投与は治療上の有益性などを考慮する。
・主な有害事象は、呼吸不全(10例、6%)、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)(3例、1.8%)、呼吸窮迫(2例、1.2%)、敗血症性ショック(3例、1.8%)、肺炎(2例、1.2%)、敗血症(2例、1.2%)、急性腎障害(6例、3.7%)、腎不全(4例、2.5%)、低血圧(6例、3.7%)などが明記。
特に警告には急性腎障害、肝機能障害の出現について明記されていて、投与前及び投与中は毎日腎機能・肝機能検査を行い、患者状態を十分に観察することとしています。
これを見ただけでも、レムデシベルが全身の臓器に悪影響を及ぼすことや、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症例で認められる肺炎、ARDS、敗血症などがレムデシベルだけで引き起こされることが分かります。
抗ウイルス薬(エイズ治療薬も同じ)は、遺伝子に作用するものです。これが私たち人間の細胞の遺伝子にも同様に作用するということを考えられないというのは、著しいイマジネーションの欠如としか言いようがありません。
いやはや臨床試験も終わってないのに緊急使用許可されるってどういう事?
って考えてしまうのですが、
その答えは今日の午後アップする後編で詳しく見て行きます。