日本経済の現況
「もう既に不況入りだろう」
2・3日前に海外の記事で「日本では企業倒産が記録的に急増」、
というのがありました。
コロナやワクチンまたウクライナ情勢についても、
インチキばかり報道している我が国のメディアですので、
こうしたことは一切出てきませんが、
だからこそ信憑性の高い記事だと思われます。
日本の企業倒産件数は、4~9月に比べ前年同期比6.9%増の3,141件と3年ぶりに増加したと、共同通信は日曜日に東京商工リサーチの調査を引用して報じた。
この急増は、パンデミックに対応して受け取った政府の財政援助を返済する際に日本企業が直面した課題に端を発している、と信用調査会社は述べた。
アナリストらは、米ドルや他の主要通貨に対する円の下落に端を発した原材料価格の高騰により、8月以降、倒産のケースが着実に増加していると付け加えた。
調査によると、9月だけでも、日本の倒産件数は前年同月比18.6%増の599件となった。
倒産した企業の負債総額は、半年間で3倍の1兆7,400億円(117億0,000万ドル)に急増した。この数字に大きく貢献したのは、日本の民事再生法に基づき6月に裁判所破産保護を申請した大手自動車部品メーカーのマレリ・ホールディングスです。
運輸部門は42.1%増の162件の破産事件を記録し、3年ぶりの増加となった。この高騰は燃料価格の高騰によるものであった。一方、不動産セクターは5.4%減の104件を記録し、30年ぶりの低水準となった。
サービス部門では、さまざまな業界の中で最も高く、8か月連続で増加した合計215件の倒産が発生し、建設業では、前年同期比で29.8%増加しました。
地域別内訳をみると、北海道、京都など29都道府県で倒産件数が増加し、大阪府や広島県など16都道府県が減少している。静岡県と長崎県の2県は、横ばいの数字を掲載した。
実際、景気の先行指数と見られる機械受注などでも、
今年はかなり落ち込みが見られ、
これから本格的に不況が始まるということがわかります。
それで問題は「今こそ金を買うべき」、
との本を出した副島隆彦氏ですが、
Yes No で見てみるとどうもベストではないと出た。
おそらく現在の過剰な円高が年末を機に反転し、
そこから逆に円高ドル安に向かって行くことが影響しているのでしょう。
耐久消費財とか不動産とか金なども来年になってからの方が購入しやすい
のではないかと考えられます。