胡錦涛退場の意味

「ドルは崩壊の道へ」

昨日中国共産党大会における胡錦濤退場の意味について、
ベンフル によれば以下のような次第だとお話ししました。

胡錦濤が創価学会員であったことを知っている。日本では、日本独立党によると、この団体のメンバーは、日本では、このグループのメンバーは、KM に代わって選挙を盗むために数え切れないほどの投票用紙を書くように求められています。私たちの中国の情報源は、胡はロスチャイルドのために働いていたので、段階的に淘汰された。

これだけでは話が抽象的すぎて、
まあ、中国はカバールと手を切ったのか、
というぐらいしかわからなかったのですが、
今日副島隆彦氏の解説が出て以下のように書かれていた。

胡錦涛(こきんとう。フー・ジンタオ)前国家主席が、壇上の、習近平の右の席から、やや強制的に退出させられた動画が、今朝から世界中に流れた。この衝撃の詳細の動画を、関心のある人たちが日本中で見ている。誰が撮影したものか分からない。 中国政府にとってはイヤなことだろう。
今度の党大会(20大)で、習近平の独裁体制が完成した。これは明らかに習近平の独裁体制だ。これで、ウクライナ戦争に継ぐ、世界戦争( WWⅢ 。第3次世界大戦)も辞さずの態勢を固めた。共青団が、トップ人事からすべて消えた。 胡錦涛と李克強(りこっきょう。リー・クーチャン)が率いて来た(胡耀邦=こようほう=が創立者) 共青団(きょうせいだん)が、壊滅的な打撃を受けた。
習近平の独裁は、中国国内と党内の 反対派を 政権からほぼ消滅させた。そして、中国は、ロシア(プーチン)と組んで、英と米の西側諸国を頂点から操(あやつ)る、デープステイト、および、Cabalカバール を打倒する、と決めたのだ。
――(中略)――
習近の新平体制は、共青団(ここに党員が7千万人もいる。現在、9700万人いる中国共産党員のうちの、実に72%だ。人民思いの優しい者たちだ )は、ソフトな欧米追随型の、市場経済優先(小商売をする民衆に優しい)、国内の経済成長優先 だ。彼らの存在を、かなぐり捨てて、習近平は、「共青団では戦えない。若い頃の、地獄の体験と、苦労が足りない」と、自ら、戦争を指揮する態勢を、急速に整えつつある。
だから、欧米の金融市場との関係を、自分の方から、先に切断しても構わない。中国から、この40年間に、民間大企業を作った大富豪たちが、脱出を始めた。まずシンガポールに向かっている。
西側によって、金融市場での中国の信用と 資産の評価(ヴァルエイション、valuation ) の下落を引き起こされても、中国は構わない。中国の株式市場から、外資の短期資本が、逃げ出して、上海と、香港、深圳の市場で、暴落が起きても、これを平然と受け止める、と決意したようだ。
中国は、西側 (カバール)に、弱みを見せない、と、今度の、党大会(20大。2022年10月16日から23日)で、堅く決意した、ということだ。 インチキのドル支配による、世界金融市場を、逆に叩き潰す覚悟を決めた。
そのために、あくまで、実物経済(リアル・エコノミー)の優位で、闘う。中国は、金融面(欧米からの、超短期の投機資本=ショート・マネーの”金融核爆弾” )の攻撃 から、自分たちが、痛めつけられ、脅されることを予め、拒否する決断をした。 それよりは、中国派、自分の方から、先制攻撃(プリエンプティヴ・アタック)を掛けて、保有する米国債(べいこくさい)の、一気の一挙的な売却を、NYの債券市場で行う。
そして、米国債とドルを大暴落させるだろう。 そうやって、中国 と 貧乏”資源”大国の 同盟(New G8 )を、防御し、欧米の金融資本(カバール)からの圧迫を、はっきりと粉砕する態度を明らかにした。
――(中略)――
中国は、ロシアが受けた処罰、制裁(サンクション)の打撃から、深く学んだ。2月24日のウクライナ戦争の開始、直後(2日後)に、西側同盟(30カ国で。日本を含む )は、周到に罠を仕掛けていて、それぞれの自国の 中央銀行を急襲した。そして、一気に、ロシア中央銀行の名義の在外資産 を、フォーフィチュア( forfeiture 刑事法の犯罪者の資産の 強制没収 )を行い、総額で3000億ドル=40兆円を、強制没収した(2月26日)。
私、副島隆彦は、この出来事を、5月に出した、『有事の金。そして世界は大恐慌へ』(徳間書店刊)に詳しく書いた。今からでも、読みなさい。
中国は、このロシアが受けた打撃から、強烈に、真剣に学習している。
中国は、NYの債券市場で、先制的に、米国債を 小出しに、しかし、大量に売る、という準備態勢に入っただろう。すでに、中国株と、人民元は、売られて下落を始めている。1ドル=7.27元である。
これに対決して、中国が、米国債を売ることで、NYの債券市場が崩れる(金利は暴騰する)。株式市場も大暴落を始めるだろう。
――(中略)――
1993年に、鄧小平(とうしょうへい)が、40歳の習近平を呼びつけて、次のように言った。
「習近平よ。私は、お前を、次の次の指導者にする。堅忍自重 して、修養を詰め。 お前のお父さんの、習仲勲(しゅうちゅうくん)は、偉かった。文革時の苦難に、私と同じく17年間、耐えた。
習近平よ。お前は、私の敵である、江沢民、曽慶紅(そうけいこう)ら、腐敗した上海閥が、育てた男だ。それを、私は、彼らにバレないように、お前を、こちら側に奪い取り、育てる。胡錦涛と温家宝 から、いろいろと習え。
共青団の、人民思いの、あの善人たちでは、中国を率いてゆくことはできない。彼らは、六四(ろくよん。天安門事件、1989年) で、学生たちを抑えることが出来なかった。
お前なら、戦争が出来る。人民が、500万人、1千万人死んでも、お前なら、出来る。だから、私は、お前を、次の次の指導者にする」
と、鄧小平は習近平に言った(だろう。ただし、これは、私、副島隆彦の作り話。証拠はない。笑い )
私は、このことを自分の中国本に、これまでに再三書いた。この1994年(習近平はこの時、40歳。私と同じ1953年生まれ。現在、69歳 ) から3年後の、1997年に、偉大だった 鄧小平は死んだ。
中国分析で、あれこれと、中国を、腐(くさ)すように、冷酷に書いて、中国を分析して、さも、自分たちが、何か優れた知識人で、欧米基準の、立派な人間だ、と思い込んでいる、すべての者たちに、言っておく。
世界は、「 独裁勢力  対 民主勢力 の闘い」と称して、
ロシア、中国の 全体主義(totalitarianism トータリタリアニズム )で、独裁制で、人権無視の 非民主的な国家たち と、 闘う( VS ヴァーサス) 、自分たちを、デモクラシー勢力で、より優れた政治体制の下(もと)にある優位な人間たち、と、思い込んでいる者たちよ。
おまえたち、その民主国家群を、上から操(あやつ)って、支配している、デープステイトや、カバールの 超(ちょう)支配者たちのことを、お前たちはどう扱う気か。
「そんなものはいない。それは、× 陰謀論 だ」と、言い続けている者たちへ。私、副島隆彦 の真実の言論の刃(やいば)が、お前たちを、ひとりひとり、切り殺してゆく。
お前たちには、ロシアと中国を始めとする、貧乏“資源”大国 の連合体が、
これまでの、西側 G7(先進国7カ国)すなわち、カバールCabal の世界体制を、「85 (非西欧): 15 (西欧、カバール)」の、人口、国土面積、資源の力、で打ち倒すだろうことが、分からない。見えない。理解できない。

人民元はドル崩壊時に暴落するのではなくむしろ円その他を吸収して強くなる
という事のようです。
これで従来から提唱して来た東アジア共和国の、
現実的基盤が形成されると考えられます。
そう思っていたら早速中国当局によるドル売りの記事が。

 

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