金融の動きが早い
「いよいよ最後の段階が来る」
先週末から今週初めにかけての米国における金融の動きを、
藤原直哉の記事で追って行くと、
どうやらいよいよドル崩壊が射程に入って来た感じです。
「危機にあるNYCBに資金供与(融資)はしない」、
という FRBの決定は連鎖破たんの再燃の始まりという事か。
この日は「利上げ近いとのことでバンガード日本国債の大量売り」とか、
「去 48 時間で 197,853 人のトレーダーが清算に直面し、
BTC/USDTなど仮想通貨で行われた」とのこと。
また米ハイテク株からの大量の資金流出とか、
「バーゼル委員会銀行の「粉飾決算」取り締まりを準備」、
さらに「ゴールドマンが4月15日付で日本の銀行業務から撤退」、
などの記事が並び、
おそらく三菱 UFJが臨時休業するのも同一日付でこうした理由から。
連邦準備理事会が控訴にもかかわらず新規融資はないと認めたため、銀行は重大な課題に直面している。
連邦準備理事会は、3 月 11 日に予定通り銀行ターム資金調達プログラム (BTFP) に基づく新規融資の停止を発表しました。出典: 連邦準備理事会プレスリリース – 金融政策最新情報、2024 年 1 月 24…
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) March 8, 2024
日本国債ショートを最大限に積み上げ、利上げ近いと確信-バンガードhttps://t.co/0aGw5C5hsJ
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) March 8, 2024
過去 48 時間で 197,853 人のトレーダーが清算に直面し、清算総額は 6 億 5,703 万ドルとなりました。
最大の個人清算注文は823万ドル相当で、Binance BTC/USDTで行われた。https://t.co/mQea8Lo0GK
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) March 8, 2024
ハイテク株、過去最大の資金流出=BofA週間調査https://t.co/LYHoAD1QDV
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) March 8, 2024
バーゼル委員会、銀行の「粉飾決算」取り締まりを準備https://t.co/d8YQ2nNhmF
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) March 8, 2024
ゴールドマンが日本の銀行業務から撤退へ-4月15日付で営業終了https://t.co/ouzkSk34Kx
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) March 8, 2024
こうしたことで株先物も下落し、
金やビットコインなどに資金が流れて行き円高へ急速に移行したわけですが、
この背景には昨年の SVBの破たんを救うために発動された救済措置が、
3月11日で終わるというのも影響大。
運用総資産69.9兆円(5,249億ドル)に上るフィデリティも、
約700人を先週削減ということ。
藤原直哉の観測では、
「どこかでインターネットを一時停止させるのでは?」、
とのことでここで確実に金融は破たんしていくわけです。
BTFPが剥奪された後、政府が3月22日に閉鎖したら地方銀行はどうなるのか誰も尋ねていない。
これらの公務員は全員、請求書の支払いのために銀行から預金を引き出すことを余儀なくされるだろう。流動性のない地域を残すことになる。https://t.co/BxeRoRu2dQ
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) March 9, 2024
フィデリティ、約700人を先週削減-17年以来7年ぶりの人員カットhttps://t.co/INh6rv66ci
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) March 9, 2024
NASA、2025年に迫る太陽嵐による「インターネット黙示録」の脅威に備える – 報告書
ー>どこかでインターネットを一時停止させる気じゃないか?そうなったらビットコインはどうなる?ゴールドだって大抵は現物持っていない買いだから、現物買いが殺到して受け渡し不能になったら相場はどうなる?…
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) March 9, 2024
わが国の市場も 11日月曜日にはようやく売り気配一色になり、
日経平均は 1500円近い下げを記録し、
為替も急速に円高ドル安に転換している。
「2020年3月26日より、連邦準備理事会はすべての純取引口座に必要な準備率をゼロパーセントに引き下げ、すべての預金金融機関の準備金要件を撤廃しました。 2023年春、小規模な地方銀行で銀行崩壊が始まった。 2024 年の春には、次の銀行崩壊の波が続くでしょう。 2023年11月、バンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴ、JPモルガンの最高経営責任者(CEO)は議会に対し、準備金残高を0%から3%にすることは不可能だと述べた。 現在の預金対貸出比率は、銀行がいかなる種類の取り付け取り付けにも耐えられないことを意味します。人々が何が起こっているのかに気づいたとき、取り付け騒ぎが起こるでしょう」、
といった記事が出るくらいですから大変。
リセットが始まりました
2020年3月26日より、連邦準備理事会はすべての純取引口座に必要な準備率をゼロパーセントに引き下げ、すべての預金金融機関の準備金要件を撤廃しました。
2023年春、小規模な地方銀行で銀行崩壊が始まった。
2024 年の春には、次の銀行崩壊の波が続くでしょう。…
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) March 11, 2024
BTFP閉鎖で憶測を呼ぶ米銀行セクターhttps://t.co/BDGNplUDeK
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) March 11, 2024
バカな土建屋だの最悪の化粧品屋だの或いは各地の水呑み百姓の末裔の顔々など
ようやく留飲が下がる思いです。