岡崎から大阪へ
「放射性プルーム下の反応」
二十日の日曜日に大阪市内の男性の依頼で、
電話相談が 1件あったとお話ししましたが、
切迫していたのは、息を吸うとき苦しくて呼吸がうまくできない、
呼吸が止まりそうな感じがするというのが一つの理由。
もう一つは、新聞販売店に勤めていて日曜日しかないという点でした。
全身的に見てみると、
右半身に気が過剰で左半身は逆にエネルギーが不足している。
それと、腹部正中線と背部正中線がエネルギー的に低く、
後頭部の中心 =視床下部下垂体のあたりもエネルギー的に低い。
典型的な放射能による脳こうそく心筋こうそく寸前の所見でした。
新聞販売店の仕事で 1日7・8時間は外にいるらしく、
典型的な呼吸による内部被ばく。
水や食物も内部被ばく起こすのですが、
呼吸は 24時間絶え間なく行っているので、
環境放射線量の高いところではこの害が水や食物の 10倍ぐらい、
といわれている。
で、とりあえず外回りの時は N 95型のマスクをかけること、
と注意しました。
それと、五月ごろ別件で相談があった時に、
外食やスーパーコンビニの総菜はできるだけ控えるように、
と言っておいたのですが、
「放射能の防御」の新しいパンフレットを送るので、
それを見ながら食生活等に注意してもらうようお話ししました。
それにしてもこの方まだ30代半ばなのですが、
環境放射線量と直接接触する呼吸器系の障害が、
これほどひどいとは驚きました。
確かに、昨日遠隔でのイントロダクションを受けた、
岡崎の方が選んだのは「肺炎」ということでしたので、
こちらも呼吸器系の問題。
伊豆半島から御前崎を通って静岡に入る放射性プルームは、
やがて岡崎から名古屋を経て伊勢から大阪にいたるのですが、
大阪にはもう一つ、
長野から岐阜を通り琵琶湖の下から京都を経て大阪にいたる、
もう一つの放射性プルームの流れが合流している。
そういう意味でがんの発症率が東京下町とともに高いのが大阪市。
来週放射能の新たなパンフレットを送らねばなりませんが、
列島の放射能汚染は新たな段階に入った
のではないでしょうか。
東日本だけでなく西日本でも阿鼻叫喚がはじまるのではと危惧されます。