ビックリというより、ビビったという方が・・・
「あッ、オレ見えるwww」
それは4年前の3月、滝行にいって帰ってきたとき起こったのです。
いつものようにYES/NOをやっていたのですが、何と茶封筒の中に入れたメモ用紙の文字がくっきり見えるではありませんか。
「何だこれは!?」
最初は留守中事務のものが、いつもより薄い封筒をアスクルからとったのかと思い、
「この封筒おかしいんじゃないか」
と問い詰めると、
「そんなことありません、いつものです」
というわけ。
「じゃ何で見えるんだ」
と私の方がきく始末。
ここで解説です。
YES/NOというのは、未来予知や何らかの選択に際し使う方法で、紙にパワーを入れそのパワーを手のひらでキャッチして物事を判断する方法。答えを書いた紙を裏返しに入れれば、光に透かさない限り見えるはずないのです。
そのはずなのに・・・・・・、見えたのだからビックリ。
何人か集まってもらって、ランダムにテストしても中は丸見え。
結局これは、「透視、天眼通」の能力が付いたって話でしょう!!
「きっとあの滝にあった不動明王の思し召しだな」
「新たな能力がつけば、お金も儲かるし、有名にもなれるwww」
と思ったものでした。
実はこの頃、当サイエンスはかなり深刻な事態に陥っていたのです。
前年まで進めていた壮大な計画が、YES/NOの結果すべて撤退すべきと出たからです。
一つ目は、中国進出事業。
二つ目は、YES/NOで株価もわかるので、金融で利益を上げる計画。
三つ目はこうして得た資金で、豪州で石油を掘るというとてつもないもの。
ところがこの年二月天界が許諾したのは、国内で「神通力に専念すること」くらいだったのです。
4年前のあの日、滝行に向かう途中も、
「東京にいる意味もなくなるから、八重洲の事務所を解約し、これからはどっか地方都市に移って月一回セミナーの時だけ出てくるか」
などと考えていたほどでした。
この時の透視能力は一週間ほどで消えてしまいました。
しかし、この事件こそ、前年から行っていた「神通力の訓練」を本格化する契機となったのでした。