地震、その後の経緯
「噂はあくまでウワサ」
(日刊ゲンダイ)
熊本での地震の規模があまりにも大きかったせいか、
マスコミ特に夕刊紙・週刊誌などは、
こぞってさまざまな予測を載せているようです。
でも、YES/NOでみてみると、
北九州・京都はNO、小田原はちょっと危険、
という程度。
また、21(木)に北海道から、
陸別町上陸別の牧草地で、高さが最大3メートルほど隆起している箇所が見つかった。沢に沿って長さは約80メートル、幅は広い所で約20メートル。専門家による現地調査はまだ行われておらず、正確な原因はわかっていない。地元の関係者は首をかしげている
というニュースがTVから。
地図を広げてみると、雌阿寒岳から30Kくらいのところ。
塩井宏幸氏によるとこの山、
昨年暮れから活発な火山性地震が観測されているので、
みてみると、やはりちょっと危険程度でした。
あとは、いわゆる予言ものの世界ですが、
まず登場するのが、このサイト。↓
2016年の大地震を予言している人をまとめてみたら
「富士山の噴火」はともかく、
「南海トラフ地震」については切迫性はナシと考えられます。
また、2016年の関東大震災については既にお話ししました。
まぁ、こうした人たちは、
「かの聖徳太子も、2016年に富士山噴火を予言していたのでは?」
などというのですが、
ちょっと古代史を勉強すれば、
聖徳太子が西突厥の達頭可汗であることがすぐわかるのですが・・・。
(歴史時代としての弥生以降 古代史年表)
それよりも、あの松原照子氏、
最近では、東日本大震災予言は日付改ざんだった、
というではありませんか。
松原照子の巨大地震予言は的中しているのか?
予言で有名な松原照子氏が地震に注意喚起⇒予言の正体が話題に!記事の投稿時間を改変したトリックだった!?
ここで、確実な事実を二つ。
一つは、↓室戸岬での4月21日23時20分頃 D約40km M4.3の地震。
これ自体は、中央構造線とは関係ありませんが、
何やら四国騒がしいようです。四国地方の4月21日の深部低周波微動活動
塩井宏幸氏によると、
「四国の深部低周波微動の熊本地震開始以降の活発化ですが、深部低周波微動の波形をチェックした結果、一連の熊本地震の大きな地震にトリガーされたことが原因」
だそうで、
「その領域が現在、愛媛県南予~中予での深部低周波微動の活動域 の浅い側(南東側)ではないかと考えます。西方から繰り返し波及する再活発化は短期的スロースリップの加速が西側から繰り返し起こっているのが原因の可能性があります。このような現象はこれまで観測されたことがありません。」
ということです。
九州だけでなく、
四国も充分な警戒が必要
なようですね。