ガン研が「実はガンが増えている」
「こりゃ、インチキだわな」
昨日の新聞に、
「がん新患最多86万人、国立センター12年の推計、高齢化で1.4万人増」
という記事が載っていました。
12年といえば、福島第一の放射能漏れの直後、
チェルノブイリなどの例からすると、
4・5年後に急増するといわれていたのが、
早くも翌年には影響が出ていたとみるのが素直な見方でしょう。
しかし、ガン研は、
「データから高齢化の影響を取り除くと、人口10万人あたりの患者は365.6人で
前年より0.2人分減となり、増加に歯止めがかかった」
などと言っているのです。
グラフをみると、
事故の後の11年が85万人、12年が86万人。
その前の10年は80万人、09年78万人、08年75万人、
となっており、やはり放射能の影響を考えねばならないでしょう。
福島の甲状腺がんの患者数が過去最高を更新しているのに、
放射能との因果関係は認められないという行政の判断と同じ。
大体、100万人に一人という病気がなんでこんなに多いのか考えれば、
どんな人間でも関連を疑いますよね。
実際、当地へ引っ越してきたから言えるのですが、
この1週間で喉・鼻・耳の症状がよくなり、
さらにお腹の調子もいいのは、
吸入による影響が減少したことと、
内部被ばくによる胃腸粘膜上皮細胞のダメ―ジが少なくなったからだと思われます。
放射線の影響は細胞分裂の速度の速い組織ほど顕著で、
胃腸粘膜上皮細胞は生殖細胞に次いで増殖速度が速いのは常識。
そういえば、先ほどのガン研のデータ、
部位別のものをみてみると、
男は、胃がん・大腸がん・肺がん・前立腺がん・肝がん、
女は、乳がん・大腸がん・子宮がん・胃がん・肺がん、
という順番。明らかに消化器系と生殖器系が多いのです。
日本政府や医師会はゴロツキ集団
と変わらないことが、これ一つとっても分かりますよね。
私自身は、将来ここも危なくなったら、
気流・海流の関係で安全な南半球、
中でも先物の時差があまりないオーストラリア、
へ行くことも視野に入れております。