福島沖の地震は
「MJルートから分かれた熱」
昨日は、朝6時ごろから福島沖の地震に揺れましたね。
結構何回も余震が来て、
会津に電話すると、
「東日本の時ほどではないが、結構揺れた。
被害は今のところなし」
との話。
でも津波警報が早く出たからか、
被害は軽微だったようです。
で、この地震ですが、
太平洋沿岸HTゾーンにおける中程度の地震と考えられます。
「東北の内陸における『HT線』の移動ルートには那須・鳥海火山帯もあるが、
2000~2008年の地震をプロットしてみると、
多くが内陸よりも太平洋沿岸~日本海溝で起こっている」
のであり、
今回も角田史雄氏の「熱移送説」の正しさが証明されたようです。
つまり、このルートでは、
「東日本」に匹敵する巨大地震が1~3年以内に再発する可能性大であり、
今回クラスのものは今後珍しくはないと考えられます。
東北の方々をはじめ、現在の大勢は、
「『東日本』は貞観以来の1000年に一度の出来事だから、
東北の災害はもう当分来ない」
と考えているようですが、
まだまだ安心はできません。
気象庁が今回の福島沖を、
「東日本の余震」などと言っているのも、
相変わらずのプレート論にあぐらをかいた、
5年前からまったく進歩のない見解
と思われます。
こうした状態から脱却出来ないことが
この国の破たんを早める形になるわけです。