田舎の病院の脅しの手口
「不要な検査・手術」
昨日は、千葉県のKさんの、
身体に関する電話相談をお受けしました。
内容は、
「以前からあった膀胱炎が再発したらしく、
隣町の総合病院へ行ったところ、
抗生物質を出されて軽快。
でも、次に行ったら、『膀胱をカメラで見ましょう』とのこと、
果たして本当に必要なのか」
というご相談。
(出典:http://ameblo.jp/future8market/entry11476922830.html)
血液検査所見ではさしたる問題なく、
尿沈査でもあまり問題はなさそうです。
ところが、医師は膀胱がんの疑いとのこと。
検査所見の中では、
唯一「尿比重」が1.005~006と異常に低い。
正常値が1.025ですので、大量の水を飲んだことが明らか。
ここでやるべきは飲水制限をしたうえで尿比重を高め、
再度尿沈査をみることではないかと考えられます。
それをせずに、いきなり膀胱の内視鏡をやるなんて、
ちょっと荒っぽすぎるし、
「手遅れになっても知らないよ」
など、医師のいうことかと驚きました。
で、YES/NOの結果は、圧倒的に検査不要と。
また、エネルギー的診断では、
視床下部下垂体と任脈のの違和感がつよいので、
考えられるのは、卵胞ホルモンの分泌低下による感染防御能の低下。
まぁ、田舎の病院ってこんなものかも。
とにかく患者のことなど後回し。
すべて病院の都合で決められてしまうようです。
でも、このKさん、
以前「タミフル」の副作用で肝炎を起こした時、
止めるのも聞かず『肝臓穿刺』を受け、
以後1・2年くらい体調を崩した経験があり、
今回は必死に病院に抵抗したようです。
(出典:http://www.minnanokaigo.com/news/N48529751/)
かつては健康増進に寄与した我が国の皆保険制度、
今は
出来高払いを悪用して完全に患者を食い物に
しているようです。
やるべきことは、医療の情報公開。
IT化で一番遅れているのが病院ですが、
秘密主義と閉鎖性を打破するには、
健保を崩壊させて市場原理に任せるしかないのでしょうか。