65才と66才男性
「現代医学は治せない」
今週の電話相談では、ほぼ似たケースが2件あり、
いずれも年令が60才代で、脳血管障害の後遺症。
発症も10年くらい前と同じで、
手足のマヒがあり、ここ何年かは脳機能に障害も出てきたというもの。
2件とも奥さんからの相談で、
「これ以上進行すると日常生活に支障が」
というもの。
(出典:http://www.my-kaigo.com/pub/individual/byouki/cat6/0190.html)
こうした場合、
エネルギー的診断に基ずいて、
ツボを開いて気の流れを改善し、
全身の筋・骨格を弛めて血液やリンパの流れを良くし、
違和感のあった局所へパワーを送る所までは同じなのですが、
あとは個々の症状に応じた医学的なアプローチ。
二人共運動機能のマヒや、自律神経の異常などもあるのですが、
それ以上に問題なのが高次脳機能障害。
一人は言語中枢の機能低下により、書けない話せない状態。
もうう一人は、満腹中枢の機能低下による過食と
買い物依存や深夜早朝の電話など仮性痴呆症状。
(出典:https://www.pt-ot-st.net/index.php/topics/detail/112/5)
で、病院では何をしているかというと、
急性期の入院や手術の後は、
1ヶ月1ぺん程度のおざなりな検査と大量の投薬。
二人ともほぼ同様の薬なのですが、
基本的にシロスタゾ―ル(血栓溶解剤)と、
アーチスト(αβ遮断型血管拡張剤)+ディオバン(アンギオテンシンⅡ阻害型降圧剤)、
さらにアトルバスタチン錠(高コレステロール剤)。
で、これらを飲むと心臓がバクバクいうので、
アスパラカリウム(心拍数抑制剤)。
さらに夜眠らせるためのレンドルミンとエチゾラム(両方とも睡眠薬)、
さらに暴れることを抑制するためにゾニサミド((抗てんかん・抗けいれん剤)。
これらによる便秘には下剤、ウツ症状にはトレドミン(抗ウツ薬)。
あと、これだけ飲んでいると胃も悪くなるのでガスター(H2受容体拮抗剤)。
もう悪循環の二乗といった感じ。
病院へ行くと殺される
といった方がいいかもしれません。
一つひとつを見直して、
不要不急な薬からやめるようお願いするのが精いっぱいでした。
(出典:http://www3.tokai.or.jp/shimizu/media_01.html)