久方ぶりの滝行
「雪解け水の濁流」
今年は春が遅く、気温の低い日が続いたため、
昨日会津での滝行を久しぶりに行いました。
天気は小雨、気温10℃とさほど寒くはなく、
さしたることもないかと思って行きましたが、
滝に到着してみると、もの凄い水量で濁流状態。
入る前から球体がいっぱい出てきました。
滝前の神社やお不動さんに先ずお参りしますと、
ここにも球体がイッパイ。
酒・塩をまいて水へはいると、
普通はチョロチョロ程度の手前の小滝ですら、かなりの激流に。
一旦は滝壺を目指しましたが、手前で断念し、
この小滝を浴びることに。
ここの水、猪苗代湖の十六橋に端を発し、
途中官軍と会津軍の古戦場である戸の口原を経由し、
滝沢峠を下って流れてくるもの。
磐梯山の雪もまだまだという状態ですので、
約10分ほどでかなりの冷たさに。
春まだ遅い故郷はようやく雪解け
ということを失念していたようですが、
上がる頃、特有のジェット機のような音と、
剣戟が鳴り響くような、「カチンカチン」とか「キン」いう音も。
帰り際も球体がたくさん見送ってくれたようです。