慢性胃炎の原因
「機能不全の医療」
昨日、千葉県の50代男性より電話相談があり、
2・3年前から慢性胃炎とのこと。
で、全身のエネルギー的診断をしてみたのですが、
胃の下の辺りにやや違和感があり、大腸もやや疲れている感じ。
その他には、後頭部の中心(視床下部下垂体=自律神経とホルモンの中枢)
に違和感があり、後は両側の内耳に違和感が。
薬は全く飲んでいないとのことですが、
10年ぐらい痔にも悩まされているとのこと。
一応の治療はしたのですが、
食生活を尋ねてみると、塩分が極端に少ない。
ご本人曰く「低クロール血症です」
私「塩分が足りないため慢性胃炎が起きてる。
専売公社のものじゃない良質の塩を少し多めにとってもらえば胃が良くなり、
結果的に腸の蠕動運動も高まって痔も治る」
(https://口臭サプリ.コム/category7/entry92.html)
生体内には H +- Na +交換と言う重要なメカニズムがあり、
主として脳・ 胃・腎に備わっている。
これが阻害されると細胞内液と細胞外液のバランスが崩れ、
様々な障害が出るわけですが、
胃では胃酸のもとになる Hclがよく出ない形になるわけです。
胃潰瘍の時に飲むガスター10はこのメカニズムを抑制してしまうので、
副作用が非常に大きいわけです。
(http://hobab.fc2web.com/sub4-tubule.htm)
この男性病院に行って医師に「腸上皮化生」などと難しい用語を言われ、
以来慢性胃炎にはまってしまったようですが、
ドクターたる者、本来は食生活を尋ねるべきだった。
なぜそうしないかといえば、
現在の点数制度のもとでは親身な指導をしても金にならない
からだと思われます。
我が国の医療・教育をはじめ、
各分野がすでに機能不全に陥っていることの証明です。