嫌中論の敗北
「日本人は眠っている」
先週、副島隆彦氏が取り上げていた、
藤田 祥平という若いライターのコラムについて。
題名は、
「 日本が中国に完敗した今、26歳の私が全てのオッサンに言いたいこと」
となっています。
副島氏曰く、
「この10年、「中国崩壊論(ちゅうごくほうかいろん)」すなわち、「中国は経済政策、政治弾圧に失敗して、各地で暴動が生きて、崩壊する 」を書き続けた、今や赤っ恥の言論人どもが、今、退場し消えつつある。 中国は崩壊する、どころか、ますます繁栄して大成長しているではないか。日本全土に押し寄せている、中国人の旅行者たちの姿を、私たちは、毎日、見ている。
この 反中国右翼で、反韓国、北朝鮮(チャンコロ、チョウセンジン、チョンコー、ロスケ=ロシア人への蔑称 などを使う人たち)への、差別と憎悪の言論を振りまく者たちが、自滅、崩壊しつつある。中国崩壊ではなくて、自分たちが崩壊しつつある。
新聞、雑誌記者たちを含めて、この Moonie、ムーニー=統一教会、日本会議系の国会議員、幸福実現党 などの 反共右翼たち の 言論崩壊を、私、副島隆彦が、このまま見過ごすはずがないではないか。次々に、名指しで撃滅してやる。今こそ、私たちは、「アジア人どうし 戦わず」の大きな旗を掲げて、日本人は、アジアの一国として、平和を守って生きてゆく」
で、この若いライターの 言うことに、
「肌で感じた。中国の経済成長はいわば身体的なものであって、のびのびと身体を動かせばそれだけで充分な対価が返ってくる性質のものなのだ。そしてこの国は、身体を動かせる若い労働力にあふれている。
つまり、老齢をむかえて思うように身体が動かなくなった日本がいまの中国から新しく学べることは、おそらく何もない」
「私はすべての20代を代表して、人生の先輩方であるあなたに言わせてもらいたい。先兵のひとりとして、管理職を務めるあなたに、経営者のあなたに、意思決定権をもつあなたに言わせてもらいたい。私たちはこの戦況を作り出したあなたに、文句を言いたいのではない。
そうではなくて、能力のある若者に適切な権限を与え、いい加減に労働時間をまともなものに変更し、女性の給料を男性とおなじにし、すでに未来のない国内戦から撤退して、戦場を中国に移せ、と言いたいのだ」
「(日本の)出生率のデータを見ろ、大卒初任給平均のデータを見ろ、平均労働時間のデータを見ろ!
おれたち(日本の)若者は疲れ果て、飢えている。もしもいまのような見当違いの戦略で、いつまでもおれたちを戦わせ続けるつもりなら、おれたちはこんな国から出ていくぞ」
(http://bookjapan.jp/search/reviewer_detail.html?id=R68)
いやー、 久しぶりに元気な声が聞けて嬉しかった。
と同時に、 私も70代を目前にしているわけですが、
同年代の中高年齢者に言いたい。
年齢を理由にインターネット環境を作らない言い訳をするな
フェイクニュースを垂れ流す新聞やテレビばっかり見ているな
たらふく食って挙句の果てあちこち痛いとか具合が悪いとか言うな
放射能や添加物を知らなかったなんて言わせない
まぁ、こうして本当のことを言ってしまうと、
集まってくる人も減ってしまうのですが、
今後の主戦場はインバウンドかもと希望が出てくるものです。
(http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=1855#.WjWUOLkUlDY)