2019年の株価予想
「ネットおたくの予測は外れ」
1月4日の東京市場では、
日経平均が年末と比べて600円以上の下げで始まり、
年末安倍と黒田が買い支えてやっと保った2万円を大きく割った形に。
また、その日の早朝ドル円が一時104円まで円高となり、
取引時間中戻っても107円というレベル。
だいぶ損失が発生したようで、
FX をやっている連中などは年明け早々阿鼻叫喚の様相。
これを受けてネット上では、
大半の人々が今年の円高と株価暴落を予想している。
「1万9000円前後を乱高下しながら、1万5000円台を目指す形になりそうです」
といった見方が一般的と思われます。
一部には、
「 金融専門家・植草氏は、2018年の動きは、2007年の動きを彷彿とさせると述べています。ということは、2019年は、2008年に起こったリーマンショックの二の舞の年になると言うことを意味しますが、ほんとうでしょうか。
2019年に第二のリーマンショックが来れば、数年は円高が続くことになる」
などといった極端な見方もあるのですが、
専門家諸氏の予測を先日見た結果は、
2019年が波乱の年と言う植草氏も、
2024年が世界大恐慌と言う副島隆彦氏もどちらも信憑性なし。
ということは、
「トランプは軍事外交分野で覇権運営勢力である軍産複合体から実権を奪ってシリア撤兵など自分流を強行しているが、これと同じことが金融分野でも起きている可能性がある。トランプが連銀筋から金融政策の実権を奪い、トランプ流のバブル再膨張を進めるなら、今後再び株や債券が上昇しようとする動きになる。トランプは20年の次期大統領選で再選を果たすまで、株や債券の金融バブルを持たせたいと考えている」
と言う田中宇氏の見方が当たっているのかも。
で、1月1日に新聞で今年の株価やドル円をアナリストが予測していたので、
それにならって2019年11月末の数字をYES/NOで見てみました。
その結果は、日経平均が、
21000円以上か21000円未満かとゆうと2対0で21000円以上、
ドル円が110円以上か110円未満かと言うと2対0で110円以上という結果。
この結果を見る限り、
ネットであーだこーだと言ってる連中の話は信用できない
ということになります。
「国内株式市場の公的資金は合わせて64兆1000億円。17年3月末時点と比べて13兆8000億円増えました。東証1部、2部にマザーズ、ジャスダックなど新興市場を合わせた国内株式全体の時価総額665兆3000億円に占める比率は9・6%(17年3月末8・7%)。東証1部では公的資金の比率が10・02%です」
と赤旗が言う官製相場も困ったものですが、
実際は、財政投融資などを通じてもっと膨大なマネーが動いているはずで、
国際金融資本はまだまだ日本株の低迷を許さないようで、
日本マネーはまだまだ収奪されそう。