天皇退位の目的
「巧妙な課税逃れだわナ」
今年に入ってからの新聞やテレビは、
一般参賀に始まり、
天皇の退位に関する記事を連日のように流している。
曰く、
「平成流象徴の姿次代へ、天皇陛下今日即位30年」
あるいは、
「 新元号の公表、混乱避ける配慮は当然だ」などなど。
でこれを受けて、東大の馬鹿な教授、
「旅する天皇二代も続く、地方の若者共感抱く存在に」
などとして、
今年は天皇の代替わりが予定されている。
代替わりには不安と希望がつきものである。
次の天皇今の皇太子なるひとしんのうについての不安は、
今上天皇のように旅をして、
親しく国民と交わってもらえるかどうかということにある
などと皇国史観丸出しの意見を。
この教授専門は日本政治外交史だというのですが、
公務員として苦労はしたことがないのでしょう、
あまりのバカさ加減に呆れてしまう。
本ブログでは以前も天皇退位に関して、
皇室財産隠匿のためと説明してきました。
あの時はまだ鬼塚英昭氏の著作を読んでいなかったのですが、
今回、「「天皇種族・池田勇人 知るのは危険すぎる昭和史」
というものの内容をかじってみると、
大本営が敗戦の二カ月前に「金塊・発禁・貨幣その他の重要軍需品・資材を秘匿せる」の指令を出した。迫水久常と池田勇人は、日銀の倉庫から、ライカビルの四階に、国民供出の財宝を運んだのだ。
この他アジア各地から略奪してきた金銀財宝を合わせると、ブログ主の言うように、
「 この本では、現在貨幣価値は、敗戦時の価値の千倍としている関係で、世耕弘一議員が国会で言及した二兆四千億をベースとすると、秘密資産の規模は最大で3000兆円となる可能性がある。
これらがそっくり秘密口座に消えたとするならば、当然そうなるだろうが、皇室資産名義で処理した可能性がある。
よって、皇室秘密資産の規模を、200~3000兆円と推定するのである」
ということになり、
「 生前譲位でうやむやにさせるな! 譲位者の国外財産調書(秘密資産)を提出させるべきだ」
という主張が正当であることの根拠になります。
あの時の本ブログでも、
去年の暮、皇太子妃の父親小和田恒が、
皇室の金をもちだそうとして失敗し、
スイスに軟禁されたというニュース。
また、この金に関しては、
確か数年前にも、オーストリアかどこかで、
額面数兆円に及ぶ債券を運んでいた日本人が、
取り調べを受けているというニュースが産経に載ったのですが、
その後続報もなく、立ち消えになってしまった件も思い出される。
というように書きましたが、
鬼塚氏の本と現在の税法によれば、
日本政府は少なくとも百数十兆円から千数百兆円の財源を隠している。
天皇の旅なんぞはともかく、
高齢で象徴としての務めができないなどと言い訳して、
二人の子供に大金を残し、
さらに課税逃れで濡れ手に粟のまま憲法違反の退位をする
などは言語道断と言えるでしょう。
ましかし、鬼塚氏も DVD の中で述べているように、
日本国民の現在の状況だとこの国はもうだめかもしれないと考えてもしまいます。