日韓関係のこじれ
「ネトウヨ一色の国だが」
このところ、マスコミの話題は、
徴用工問題を発端とした日本から韓国への輸出規制の件一色。
で、昨日はとうとう、
芸術祭『あいちトリエンナーレ』で、従軍慰安婦問題などを扱った展示に抗議が殺到していることを受け、愛知県は、一連の展示を3日限りで中止することを決めました。
愛知県の大村知事は、3日夕方『あいちトリエンナーレ』の企画展「表現の不自由展・その後」について、3日限りで展示を中止することを表明しました。
この企画展をめぐっては、従軍慰安婦問題などを扱った一部の展示について、2日までにおよそ1400件の抗議の電話やメールがあり、大村知事は円滑な運営ができなくなるため、中止の判断をしたとしています。
一方、「表現の不自由展・その後」の実行委員会のメンバーも3日夜、記者会見をし「中止は一方的に通告されたもの」で、抗議するととともに法的対抗手段も検討するとしています。
こうした日本側の措置に対して韓国は、
「韓国が東京五輪をボイコット?ホワイト国除外で報復、対日輸出許可審査も強化検討 韓国ウォンは暴落で危機に!」
という形になっている。
こうした日韓の対立の裏事情については、
櫻井ジャーナル氏が
「米政府が筋書きを書いたのであろう「白馬の騎士」物語が機能しない可能性」
として、次のように分析している。
アメリカ政府は日本に韓国を脅させ、アメリカが「白馬の騎士」として登場するというシナリオを書いていた可能性がある。韓国に対する仲裁の条件はロシアや中国への接近を止めろ、つまりアメリカの属国として留まれということになるはずだ。
しかし、韓国がロシアや中国との関係を強め始めた理由はアメリカに見切りをつけたからで、その条件を呑む可能性は小さい。現在、世界的にアメリカ離れが始まり、そうした動きをアメリカは恫喝で押さえ込もうとしている。トルコやインドがアメリカの圧力をはねのけてロシア製の防空システムS-400を購入するのもそうした流れの中で起こった。
安倍達が強硬になればなるほど、
国際的に放射能の件がバレばれになっていくわけです。
大体、現在の日本政府が景気浮揚策の手詰まり感がある中、
唯一鳴り物入りで後押ししている訪日観光客ですが、
韓国が 30ないし 40パーセントとかなりの比率を占めている。
これに中国を加えれば 7割となるのであり、
ただでさえ中国向け輸出が激減しているのに、
日本だってやがて悲鳴を上げるはず。
大局的な流れは米中貿易戦争は中国の勝ちで終わるだろうし、
七月 23日にロシアと中国の空軍機が竹島上空に侵入したとき、
韓国は威嚇射撃を行ったのに日本は何もできなかった。
また、トランプは日本に対しても駐留米軍の経費を、
韓国同様5倍にするよう要求したということ。
結局、これらがすべて絡み合って、
東アジアの秩序はロシア・中国・統一朝鮮を軸に、
米国が覇権放棄する中で日本だけが割を食う形となる
という田中宇氏の説が当たっている。
ネトウヨなんてものは口先だけで、
自分の幻想の中でバーチャルな夢を見ているだけなのです。
ちょうど昨夜一杯やりながら聞いていた、
フランク永井の「君恋し」だって、
昭和4年(1929)に二村定一が歌ったオリジナルは、
金融恐慌後の一連の流れの中で中国大陸に解決の道を探り、
昭和6年(1931年)の満州事変へと続く状況を歌ったものだが、
当時と今では大陸・半島のほうが列島より潜在力がはるかに上回っている点。