食品の放射能汚染図
「危惧すべき結果」
十月の半ばごろ、食品の放射能汚染に関し、
「エネルギー的にノーマルな状態でいろいろ食べてみれば、
現在のわが国の食品の汚染状況が明瞭になる」、
と申し上げました。
で、その後YES/NOの能力を 120%アップする手立てなしの状態で、
各地のものを食べ比べて、
その結果YES/NOの精度がどうなったかを基準として、
また、複数の産地をYES/NOで比較した結果をもとに、
概略のところが出たようです。
上の図で、赤 =内部被ばくの危険大、
オレンジ=過剰摂取に注意、
黄色=長期間の摂取に注意、
白=ほぼ安全なエリアということになります。
農産物では、従来通り福島第一近辺のエリアが赤、
次に、関東甲信と静岡エリアがオレンジ、
新潟の下半分と富山から西のエリアが黄色。
水産物では、従来通り焼津以北の太平洋岸が函館まで赤、
そこから下の太平洋岸と、
日本海は富山湾までが黄色で、
これは、若狭湾の原発群と、韓国の事故中の原発の影響も。
畜産物は現在配合飼料がえさの主体であることを考えると、
全国どこでも変わりなさそうですが、
動物だって呼吸をしているわけですから、
やはり上の白いエリアから出荷された乳肉卵が安全だといえます。
あ、それから、
食品の放射能検査の結果を安易に信じてはいけません。
検出限界値のからくりがありますので、
多くの検査は生産者サイドに立った安全性を強調するためのもの。
また、検出限界値が低すぎるのも問題がある証拠。
秋田の「○くれてねが」などがその例。
ちなみに、
各地の放射能のモニタリングポストは、
一部数値が改ざんされているものもあるようですし、
稼働中の原発から大量に出るベータ線はキャッチできないので、
若狭湾とか九州四国とかはそれを考えるとやはり黄色なのです。
従来摂取していた食品をYES/NOで比較してみると、
有明海の海苔、福岡県の八女茶、
福岡県のあごだし、紀州の梅などが NG。
魚介類でも遠洋漁業のものは大丈夫だと思いますが、
水とか米とか味噌醤油など日常的に食べるものは、
北海道か秋田などに限定した方がよさそう。
なお、このデータはYES/NOセンサティブについて言えば、
白のところ以外は精度が狂って来て出来ないということになる。
健康面でもいつどんな形で発症するかわからない
わけですが、
黄色エリアでも直ちに死亡するわけではないけど、
ただ、突然の訃報に接することはこれからますます増えてくるでしょう。