大阪の病気は如何
「不健康な生活を改めよ」
昨日は振り替え休日だったのですが、
以前電話相談をした大阪の新聞販売店勤務の男性が、
四日でなければ無理ということで相談を受けました。
前回は、放射能の影響で、
「息を吸うとき苦しい、呼吸が止まりそうな感じがする」、
という状態だったのですが、今回はのどが苦しい程度によくなった。
皮膚の発疹もおさまったということですが、
ぎっくり腰気味で、唾の味も金属の味や酸っぱくなったりするとのこと。
全身状態を見てみると、
エネルギーが半身に偏る所見はなくなったのですが、
まだまだ腹部および背部正中線は下の方がエネルギーが低い状態。
で、前回ご指導した外では N 95型のマスクをかけるという点、
いまだに実行していないとのこと。
また、口の中や唾のことは食生活に問題がありそう。
何せ一人暮らしなので仕方ないのかもしれませんが、
相変わらずコンビニ弁当やスーパーの総菜で過ごしている。
マスクもそうなのですが、
食生活が変わらないと根本的には良くならない。
でも、水は宮崎のペットボトルに変えたとのこと。
ただ、今回九州地方の食品をいろいろ見た場合、
長期摂取に注意という評価が出てしまったので、
北海道の水に変えて下さいということになりました。
あと、最後に頭痛が頭の中で場所を転々と変えて起こるので、
何か憑いて出はいりしているような感じなので見てもらいたいとのこと。
この方、最近はよっぽど良くなってきたのですが、
もともとはゴリゴリのスピリチュアリスト。
それで、一般的に精神神経疾患の患者に見られるのですが、
様々なことを霊だの悪霊だのに結びつけて考える傾向がある。
しかし、私たちから言わせれば、
こうしたぎっくり腰タイプの頭痛持ちというのは、
食生活のことを抜きにしても、
基本的な体の管理がなっていない傾向が多々みられる。
仕事以外で運動をやったり体操をしたりしてるか訊いてみると、
案の定全くやってないとのこと。
で、この症状は浮遊耳石症によるものとお話ししました。
めまいを起こす人では、
日ごろから運動の習慣が不足しがちで、
また一定の姿勢で長くいる仕事の人が多い。
そのため起立性の代謝障害などもおこし、
頭痛、耳鳴り、難聴と悪化していく。
そこで 30分から 1時間ぐらいのウオーキングを行うことで、
著明によくなることが経験されている。
そしてこうした人々の生活習慣のうち良くないのは、
低い枕を使うことと、寝転びながらテレビなどを見ることで、
訊いてみるとまさにその通りでした。
霊だの因縁だのカルマだの訳のわからない世界から脱却
して、まず生活習慣を見直すことが大事なのです。
大体、スピリチュアルな人たちというのは、
幻覚だの幻聴だのと大騒ぎしているのですが、
朝が遅くて夜も遅い不健康な生活習慣を是正すれば半分がた良くなるはず。