今も昔もレーダー無し
「高齢者は手がつけられぬ」
この間のセミナーの余談ですが、
長野から時々来る他団体のスパイをやっているおじいちゃん、
ちょうど放射能の話しになった時、
「広島長崎の原爆の経験をもとにしてやっているから大丈夫」とのこと。
あァ、爆心地に近い病院で玄米とわかめの味噌汁と粗塩、
を食べて職員と患者を救った話しがベースになっているなと思い、
「おじいちゃん、広島長崎と今回の福島第一では、
放出された放射能の量が全く違っている。
政府がきちんと発表しないから学者によって意見は異なるが、
大体 200倍から 400倍ぐらいの放出量となってるらしい。
だからそんなんで安心しててはいけません。
3.11以降の日本はそんな牧歌的な状態ではない。」
と申し上げました。
何せ、原爆投下のころには生まれていたというのですから、
御歳 80歳ということかもしれませんが、
それで、ミッドウェー海戦の敗因や戦艦大和の撃沈について聞いたが、
日本海軍がレーダーをもっていなかったことが最大の問題、
ということに気付いていない。
それで、この人長野で農業をやりながら、
他団体に農産物を提供したりしているのですが、
「長野も昨年の洪水で川底のセシウムがばら撒かれたので、
去年からは土壌汚染地域ということになります。
何よりの証拠はスピードスケートの小平奈緒が、
長野に居を移してからトップだったのが去年から成績を落としてる。
だから、農業やるんだったら北海道行ってやってください」
とお話ししましたが、
どうもピンとこなかったようです。
そんなことを思い出しながら昨日は、
岐阜の高齢者との電話相談がありました。
咳や喉の異常が続いており、
耳もぐちゃぐちゃがとれないとのこと。
マスクは買ったのかと思いきや、
現在売り切れで買えないというのですが、
一月10日段階では十分に供給されていたのではないか。
で、全身状態を見てみたところ、
放射線障害の所見は全く取れないどころか逆に進行している。
必要なパワーを送った後、
水はどうか飲食物はどうかというチェックをしたのですが、
放射能の防御に沿ったことは一切やられていない。
例えば、
「日本茶は静岡県産までは禁止、京都九州あたりも要注意で、沖縄産の緑茶または外国産のお茶にすべき。」とあるのですが、
なかなか手に入らないというので、
中国茶はどうかというと「中国は信用できない」とのこと。
「海藻類は有明海の海苔まで不可、外国産にすべき」と言うと、
「韓国はなおさら信用できない」ということ。
「木の実は放射能を吸収しやすいため、全域で避けること」とあるのですが、
「クリなどは中国産は信用できない」とのことで、
結局、
「それでは一応のご説明はしておきますので、
命を守るかどうかはご本人の判断でお願いします」
と申し上げました。
そうしたら、
「私の今の状態そんなに悪いのですか」とおっしゃるので、
あぁ、私の話しは観光バスのガイドとおんなじだったんだと思いました。
それで、数々の事例を見てきた私に言えるのは、
この方、あと 2・3カ月か数カ月の命ということ。
日本政府はこういう老人たちに支えられているわけで、
自民公明にはこたえられない甘い汁が吸えるわけです。
上記のスパイ老人のことを考えてみても、
この岐阜の老人のことを考えてみても、
高齢者はもう不要なのではないかと考えてしまいました。
誤った認識のもと、
自分から情報を求めて探すのではなく、
下らぬテレビやフェイクな新聞に踊らされて、
「ニッポンすごい」論で完全に洗脳されている。
このような人たちに何を言ってものれんに腕押しどころか、
最後にはこちらが攻撃を受けることは必定。
やはり、N国立花の言うように、
数年後には確実に居なくなっているのですから
それまで待つのが得策なのかも知れません。
あまり本気で相手にするのは精神衛生上非常に良くない。
大体、こうした老人たち押し並べてBMIだけ高くて、
知能はかなり低い点に特徴があるのですから・・・。