思考の分かれ目
「インフォーマルセクターの排除」
東京の小池の気味の悪いステイホーム以来、
首都圏はさらにガラガラで、
新幹線の乗車率も驚異の 1・2%で高速もガラ空き状態とのこと。
昨日は土曜日だったのでお昼に近くのラーメン屋に入ったのですが、
客も店員も全員マスクで、
どうやって食べるのかと思っているとやはりマスクを外している。
でも、食器やおしぼりにウイルスが付着してたらどうするのかなど、
自己矛盾に陥らないのかと心配したのですが、
日本人というのは完全な洗脳状態でほとんど非科学的といってよいよう。
それはともかく、最近は、
本庶佑とか山中伸弥などのノーベル賞学者がメディアに出ている。
本庶佑は薬価のむちゃくちゃ高いオプジーボでもうかっただろうし、
山中伸弥のⅰPS細胞は臨床的な成功例はないものの、
ごく最近までは予算が膨大につけられていた。
特に山中伸弥などは、
山中さんは東京マラソンに出場するなど、ランナーとしても知られる。
山中さんは、動画投稿サイトのユーチューブに、個人で撮影した動画(https://www.youtube.com/watch?v=sO1BmlMij8c )を投稿した。
動画の中で山中さんは、「公園でジョギングをしている人が多くなっているような気がする」と話し、「走って大きな息をすると、周りに、もしかしたらウイルスをまき散らしているかもしれない」と説明。ランナーのマスク着用の必要性を訴えた。
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために政府は不要不急の外出自粛を求めているが、ジョギングや散歩は必要な運動として自粛の対象外としている。ただ新型コロナウイルスは、感染しても無症状の人が多く、気づかないままジョギングする可能性がある。
ということで、言ってることが嘘だとは言いませんが、
新型コロナ騒ぎの別な側面については全く言及していない。
大体、このノーベル賞というもの、
「元々この賞、アルフレッド・ノーベルによるダイナマイトの罪滅ぼしだけだなく、
ノーベル三兄弟によるバクー油田の開発と密接に絡み、この時資金難にかこつけて入ってきたのがロスチャイルド」
ということは以前もお話ししました。
ということはこの受賞者たちというのは、
正に国際金融資本のエージェントたちであるという事情を物語っている。
その国際金融資本の荒っぽいマネーゲームに翻弄されて、
今や有利子負債 18兆円と息も絶え絶えのソフトバンクの孫正義など、
ソフトバンクの孫正義氏が医療機関を支援するために世界各地からフェイスシールドやゴーグルなどを調達してきたと発表しました。
孫正義氏によると、調達が出来たのはフェイスシールド80万2600個とゴーグル23万5000個、それに医療用防護服100万枚です。これらの医療品は今月末から来月にかけて納品され、それから医療機関に配布されるとしています。
ということなのですが、
これ、何も善意からやっていることではなく、
ぼろ屑当然のビジョンファンドの社債を募ったりして、
少しでも資金的延命を図ろうという魂胆から出たことと考えられます。
私などからみれば今回のコロナ騒ぎの本質は、
1日たりとて休めない自営業の人々や、
あるいは中小零細企業の経営者とその従業員、
また、農林水産業の専業従事者といったインフラのベースを担う人々、
あるいは世界的に言えばインフォーマルセクターとよばれる人々、
を排除する結果をきたすだけのものと考えられる。
まぁ、中島みゆきの「地上の星」で歌われるような人々がそれで、
国際金融資本や国家独占資本主義がその対極にあるわけです。
辺見庸に言わせれば、
60すぎの失業者がスーパーでカップ麺をまんびきして捕まり
ました。81だかの無宿者が、野球部員たちに何百メートルも
追いかけ回され、激しい投石をうけて死にました。ひとりぐ
らしの、少しニンチ入ったおばあちゃんが、アパートで飢え
死にしてました。
しかしながら、世界の全的瓦解
はまだ始まったばかり。
夕暮れの駅前では、影をなくしたおとこたちが力なく咳をして
いる。言葉と結果がたがいに反駁しあい、どこまでも空しく毀
損しあう夕暮れ。だが、まだだ。〈完了〉にはほど遠い。こんご
、おとこたちの頬骨はもっともっと高く、最終的には見ちがえる
ほど尖るはずだ。
〈自己責任〉をかたるものを信じてはいけない。ぜったいに。
ということになります。
権威筋はコロナ危機の長期化を望んでいる。5月からの経済の再開は限定的で、再開はゆっくり進む。再開に時間がかかっているうちに企業の倒産、失業や貧困が増え、経済的な被害が拡大する。経済被害の穴埋めは、米連銀など米日欧の中銀群のQEでまかなわれる。「金融市場の国有化」が進む。中銀群は、コロナ危機の経済損失をすべて負担させられて機能不全に陥る。米国の覇権やドルの体制が破綻する。そこまで到達するのにかかる時間が2-3年なので、コロナ危機を3年続ける。
国連提案の世界停戦は意外と進む。トランプは軍産複合体と暗闘して勝った。トランプは表向き軍事費を巨額に計上するなど軍産支持を演じ続けるが、コロナ危機下の米国は財政的にも信条的にも世界各地で内戦に加担したり支配を続けるのを嫌がっている。外国のことなんかどうでもいい、と多くの米国民が思っている。米軍の空母では次々とコロナ感染が拡大しており、戦争どころでない。
サウジアラビアとロシアがコロナ危機に便乗し、米国のシェール革命を潰して米国の金融システムと覇権を失墜させようとする策をやっている露サウジ(OPEC+)は米国からの依頼を受けて産油量を減らしたことになっている。だがサウジは、米国との談合前に、大量の原油をタンカーに積んで米国に送り込み、米国の石油タンクを一杯にして、今回のWTIの暴落を誘発した。4月20日のWTIの暴落とマイナス化の一因は、サウジが米国にねじ込んできた石油だ。
ということになりますが、
私に言わせれば今回の事件は、
1848年の二月革命の敗北、
1868年の資本論第1巻の刊行と続く革命陣営と、
資本主義体制との戦いの延長上にあるわけで、
20歳前後に読んだマルクスその他の著作が念頭を駆け巡っております。
そして私たちはニザンやチェ・ゲバラと共に革命を求める側に立つ
と言えるのではないかと思われます。
コロナ禍の裏で進むファシズム政治が以下のように。