超過死亡・肺炎の原因
「コロナはいるといえば言えるしいないといえばそれも正解」
昨日 Dr.崎谷博征の記事を引用して、
新型コロナに関する抗体検査やPCR検査が、
ともに感染症の診断あるいはその状況を判断する手立てとしては、
かなりの不具合があるということをのべました。
で、最新の記事でDr.崎谷が述べているのが超過死亡についてで、
『死亡率の増加は、新型コロナウイルス感染だけではない!』との事。
最新の米国の統計調査で、2020年3〜4月の死亡数と死亡原因についての結果をまとめた研究が報告されています(JAMA. 2020 Jul 1;e2011787)。
この時期に死亡した人の数は、予想死亡者数を8万人ほど上回っていました(8万7,001例)。
これを超過死亡(Excess Deaths)と呼びます。
その原因の65%は、新型コロナウイルス感染症関連死亡であって、残りの35% は糖尿病、心筋梗塞、脳卒中、アルツハイマー病などの慢性疾患によるものでした。
カルフォルニアやテキサス州を含む14州では、超過死亡の50%は、慢性病によるものでした。
これは非常に興味深いデータです(^_−)−☆。
ロックダウンによっても、新型コロナウイルス感染症による超過死亡が65%もあったということです。
つまり、ロックダウン政策(&ソーシャルディスタンシング、マスク強要)の有効性がここでも問われるということになります。
さらに、この論文にも記載されているように、慢性病による超過死亡が35%もあったということは、ロックダウンによる失業・経済的困窮や精神的ストレスが死亡者数を増加させたと推測できます。
本当は、新型コロナウイルス感染症による死亡数は水増し操作があるので(過去記事参照)、慢性病や医原病(過剰な人工呼吸器や酸素療法、抗ウイルス療法による死亡)による死亡が大半を占めることは間違いないでしょう。
昨日の記事では、
『新型コロナウイルスと肺炎は関係ない!』ということ、
をご紹介しましたが、
こうなってくると現在の状況はどう考えれば辻褄が合うのか。
Dr.崎谷に言わせれば、
何かの原因で引き起こされる新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と言われる病態では、たまたま新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)と命名された遺伝子(この場合はRNA)が血液中(唾液などの体液へも移行)に出現する(あるいは元々血液中にある)と解釈した方が論理的なのです。
ということで、
新型コロナウイルスの存在が重症化や死亡に必須ではなさそう。
重症者や死亡者は他の原因でそうなるのであり、
簡単に言えば「肺炎」を起こしてそれがこじれていったといえる。
そして、肺炎を起こす原因には下記の様々な微生物があり、
さらに免疫力が低下してくれば感染しやすくなることから、
生活習慣を健全に保っていくことが最大の防御となる。
まぁ、わが国ではこのように言って構わないのでしょうが、
欧米特に米国などの実態はかなりひどい状況にあるといえる。
米国の医療制度(medicare)では、
●新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の入院で一人当たり1.3万ドル(140万円)の報酬が病院側に入る。
●人工呼吸器を使用すると、さらに3.9万ドル(420万円)の報酬が病院側に入る。
このように、病院側には、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と診断するインセンティヴ(ニンジン、飴)があるのです。
しかし、それだけだと感染者数しか膨らませないので(死亡率がかなり低いことがバレる(^_−)−☆)、死亡診断書にまで死亡原因を「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」と書かせることで、死亡者数を増やす(massage the numbers)と言う幼稚なやり方を強制していると言うことなのです。
ここまで見てくると新型コロナの本体は、
現実にあるとしても病原性の低いごく一般的なコロナウイルスであるか、
あるいは実態としての原因ウイルスはなく、
肺炎という症候群を引き起こす微生物の総体と考えた方がよい。
中国当局が大急ぎで提出したような、
つぎはぎだらけのデータベースは信ぴょう性が低いともいえ、
様々なゲノムの断片に PCRが反応し、
いろいろな症状の患者から検出されてしまうのではないか。
これが現在最も合理的な見方であり、
結局のところは、
ウイルスがいるといえば言えるしいないという考えも妥当
ということになるわけです。
以前、「この問題、YES/NOで見ていく必要がある」、
と申しあげましたが、
YES/NOで見るまでもなく結果が得られたわけです。