日本知識人の崩壊
「意外と泥臭い?人たち」
昨日副島隆彦氏の学問道場を覗いてみたら、
今度発売される氏の本が紹介されていた。
今の日本人(の多く)は、新型コロナウイルスのせいで、すでに集団発狂常態に入っている。私はそう判断している。私から見たら、日本人(日本国民)の多くが狂っているのだ。だが彼らはそうは考えない。いつも自分たちは正常だと思い込んでいる。
――(中略)――
この部分を読んで怒り出す人が多いと思います。しかし、営業しているお店に対して嫌がらせをする「自粛警察」、感染者の自宅に石を投げるといった行為が起きてしまっているのは、自分の考えや行動について落ち着いて、一歩下がって考えてみるということが足りないからです。
――(中略)――
「第3章 新型コロナウイルスの真実」では、今回の事態は、新型コロナウイルスを使った生物兵器戦争であり、中国はそれに打ち勝った、戦争を仕掛けたアメリカにウイルスが逆に流れ込んで大変なことになっている、ということがよく分かる内容になっています。
――(中略)――
私たちは、つねに慎重で注意深く、用心深くなければいけない。おかしな人間が近づいてきたら警戒しなければいけない。目先(めさき)の軽薄な判断で、放射能やコロナウイルスを、ほんの僅(わず)かでもコワイ、コワイ、キャーキャーと騒いではならない。そのとき、一気に自分の脳を搦(からめ)め捕られてしまうのだ。
以上のような内容なのですが、
現在の状況が昭和恐慌前後と類似しているとの指摘はもっともなのですが、
「第3章 新型コロナウイルスの真実」はうなずけない。
疫学的に言って人工ウイルスが困難なのはすでに述べましたし、
新型コロナに関しては米中がともにグルなのだということもお話ししました。
そうした観点からみると、
副島氏は中国への思い入れが強すぎるようで、
また放射能の低線量被爆に対する注意がなさすぎる。
一方、政治経済学者の植草一秀氏も同様で、
新型コロナに対する疫学的知見の誤りが、
基本的なスタンスを狂わせてしまっている。
山本太郎との距離が現在どうなっているのかはわかりませんが、
最近のブログの表題は以下のようで、
ほとんどインパクトを与えないか或いは焦点がずれてしまっている。
「自民党は20日以内国会召集を憲法改正案に明記」
「不況下大増税強行という世紀の大失策」
「#臨時国会の即時招集を求めます!」
下のデータなど非常に良くできているにもかかわらず、
論点が明確でないのは一国内でのみ物事を考えているからか。
今後の強制的なワクチン接種や、
ギリヤード・サイエンス社のレムデシベルに対する評価などで、
それぞれの正体が判明すると思いますが、
こうして見てくるとコロナショックは、
我が国知識人の立ち位置を明瞭につかむ
きっかけとなったようです。
多くの人々がこの過程で脱落し、
本当のところは自分の身分だけが大事な輩だったのだ、
ということが分かってきたようです。