ピーチ航空緊急着陸
「いつからマスクが強制になったのか」
一昨日のニュースで、
乗客がマスクを着用しなかったため飛行機が途中の空港に緊急着陸し、
その乗客を強制的に退去させたという事件がありました。
いつかはこういう事態が起こるのではないか、
と思っておりましたがついに発生したかという感じでした。
事の経緯は以下の記事のごとく。
釧路空港(北海道釧路市)発関西空港行きのピーチ・アビエーションの機内で7日、マスクの着用を拒否した男性客が客室乗務員を威圧するトラブルがあり、同機が新潟空港に臨時着陸して男性客を降ろしていたことがわかった。
航空各社は新型コロナウイルス感染防止のため、乗客にマスク着用を要請しているが、国土交通省によると、着用を巡るトラブルで国内線旅客機が臨時着陸したのは初めてという。
同社や同乗していた客によると、釧路空港を離陸前、客室乗務員がマスクの着用を求めたが、男性が拒否したため、周囲の乗客を別の座席に移動させ、午後1時15分頃に出発した。
男性はその後も要請を聞き入れず、「非科学的だ」「要請するなら書面を出せ」などと言って乗務員を威嚇、大声をあげたため、新潟空港で臨時着陸。機長が乗務員を通じて降りるよう求め、男性が応じたという。関西空港には予定の約2時間15分遅れで到着した。
同機には約120人の乗客がいた。
この事件、航空会社側が、
「マスクの着用をしないなら1列空いてる席があるから移動して」
って言ってるのに、
移動しなかったというのは二次的な問題であり、
マスクの「要請」がいつの間にか「強制」になっている点が問題。
「要請」であるなら客室乗務員がいつまでもしつこくやる必要はなかった。
政府の緊急事態宣言と同じで、
法的に不透明なことを事実上強制してくることに、
違和感を感じないというほうがむしろおかしいのではないか。
どちらが筋が通っているかといったら、
この乗客の言い分のほうが通っているといえる。
それに、この乗客は新型コロナというものがフェイクであり、
仮に伝染性を認めたとしてもマスクでは防止できない、
というほうが理論的には正しいわけです。
やはり、強制的な着用を「要請」しているとしか思えない、
わが国の大半の会社や組織の考え方が間違っている。
だって、「飲食店に営業の自由」があるのに、
それを自粛せよという「要請」をした行政や国には、
損失補てんの「義務」が生ずるわけであり、
それをしないで様々なペナルティを課すというのと基本的には同じ構造。
非常にソフトなファシズムがこの国のベースにある、
といってもよいのではないかと思われます。
そしてこうした推測を裏付けるように、
この動画についてのコメントがひどかった。
科学的にとか医学的にとかって問題じゃなく
決められたルールに従うのは当たり前なのに出来ないのは流石に・・・
ベルトは出来るのにマスクは出来ないなんて残念な人だ・・・
問題起こす人の客のほうが上って感じ、利用させていただくって認識がなさすぎるのは問題だよなぁ
体調的に出来ない理由があってしてないなら別だけど、さすがにわがままが過ぎる
という支配者側の一方的なルールを容認する中年女とか、
Twitterでもちゃんとマスクをしてる人に対してコロナ脳などと馬鹿にしながらノーマスク運動してる人たちがいたけど、様々な境遇の人が行き交う公共の場においてお互いが安心して過ごすためにどういうことが今求められているのかもわからない人の方がよっぽど頭が悪い。
他人の時間を奪い、不愉快な思いをさせてまで単なるわがままで論破する快感を味わいたかったの?
という本質的に事態を理解していない若い女とか、
国内の全公共交通機関にブラックリストを回覧し乗車拒否対等者に登録すればいい
というファシズム待望の若い男とか、
読んでて気味がわるくなるくらいの人間ばっかり。
この国の状況は戦前を上回って最悪となっているのではないでしょうか。
権利も義務もわきまえられない中世の村人のような連中
に、属国の支配層や宗主国の連中は、
してやったりとほくそ笑んでいるのが目に見えるようです。