パソナの淡路島移転計画
「竹中の野望は打ち砕かれる」
昨日オリーブの木の黒川敦彦氏の動画を見ていたら、
パソナの本社機能の移転が取り上げられていた。
このNEWS実は 8月末に一度出たのですが、
その時はどういう意味かわからなかったのですが、
パソナは 2008年ごろから淡路島に様々な施設を開設し、
淡路島特区の税制面での優遇措置などをフル活用し、
ここに本社機能が移転するとなれば淡路島全体がパソナ島となる勢いだとのこと。
確かにすでに竹中によって民営化=外資に献上された関空は近いし、
大阪都構想=これも公的インフラを外資に献上する計画、
を進める大阪維新は竹中とズブズブの関係。
竹中にしてみれば淡路島を拠点としてしまえば、
外資と秘密のプランを様々に練りやすくなり、
酒と女に覚醒剤の接待も東京より派手にできる形となる。
それに淡路島は兵庫 9区 =自民党の西村経済再生相の選挙区で、
何から何まで竹中のやり放題の独立国まがいにしようということ。
まぁ、こうした話私は今回初めて詳しく知ったのですが、
竹中が極端な売国奴であることは客観的な事実。
小泉と一緒にやった郵政民営化というのは、
郵貯を外資に献上するためのプランだったのであり、
今や 250兆円といわれる郵貯マネーのうち 100兆円が、
米国債や米国の金融デリバティブ商品の購入に充てられている。
そして米国債は事実上売り物にはならず、
金融デリバティブ商品はひとたび金融危機が来れば、
紙くず同然となる非常にリスクの高いジャンク債なのです。
こうした構図は郵貯だけでなく、
農林中金などは無保証のデリバティブ商品の比率が日本一高いのだし、
GPIFなどの資金もどんどん外資にわたっている。
竹中がやったのはこうした直接的な外資への貢ぎだけでなく、
非正規社員を増やして日本の労働者から、
正当な賃金や福利厚生を奪ったことはよく知られています。
しかし竹中の思惑もそうそう思い通りにはいかないのではないか、
と思われるわけです。
いうのも先日来お話ししている西日本大震災ですが、
その全貌が判明したのはようやくここ十日ぐらいの間ですが、
地震の直接的被害に関しては、
「山城伏見地域と阿波撫養地域を結ぶ線上にある兵庫県や淡路島も相当だ」、
という結果が出ており、
津波に関しても、
「大阪湾から淡路にかけてがやや高い」という結果が得られた。
結果的に淡路島=パソナ島は一番被害が出るところとなるので、
竹中の計画はとん挫するか大きな修正を迫られることは必定。
それに伊方の原発事故による海洋汚染や大気汚染を考えると、
現在でもγ線で神戸が 0.11、淡路島が 0.07µ㏜/hと高いのに、
伊方の事故の後はこれが 2倍程度まで高くなるのではないか。
竹中は安全な場所にいて難を逃れるとしても、
現場の人間たちは安全を考えるとここには住めないはず。
以前今回の地震や原発事故で薩長土肥が壊滅すると申しあげましたが、
明治維新以降の国際金融資本による日本収奪計画
そのものが天意により阻まれるのではないかとも考えられます。