沖縄スピリッツ
「腐れ縁を断つべき」
昨日は先月から行っている遠隔伝授の一環で、
「ウルトラ・スーパーストリーム」の遠隔を行いましたが、
受講したのが沖縄の以前からいる会員で高齢男性の方。
この「ウルトラ・スーパーストリーム」と、
従来の「スーパーストリーム」と違うのは、
人間がその運命を託す「至高の存在」というものの意味が、
従来と全く異なるためなのです。
皆さんにその意味をわかっていただくために、
最初は「ダビンチ・コード」の話しなどからはじめ、
ローマカトリック =イエズス会が日本に来て、
最初に行ったことをお話しすることにしているのですが、
皇国史観しか習って来なかった日本人は、
99パーセントぐらいは全く答えられない。
正解は日本人奴隷の売買のためだったわけですが、
そこに至るためには殆どの人がコペルニクス的転回を必要とするよう。
で、そこを通過してから万世一系の大和王朝などはなく、
7世紀までは倭国九州王朝が存在したことを説明するのですが、
多分一回ではあまりにも驚天動地で頭に入らない人がほとんど。
レジュメを引用しますと以下のようになる。
最初は超古代史論の流れで、「記紀」以前の超古代日本のパワー と考えていたのですが、
その後、「竹内文書」の類などは全て「記紀」をベースにした偽書であることが判明。また、さらに遡って弥生時代の直前から縄文時代まで調べても高度な文明がこの国にあった兆しは全くなく、「日ユ同祖論」なども完全な事実誤認。では、戦後の歴史学がいうように、大和朝廷だけが万世一系で悠久の昔から大和にあったのかというと、最近の民間史学のアプローチにより、これは701年以降の体制を正当化するために「記紀」が真実を大幅に改竄した結果だったことが判明しております。「天皇制」の虚偽もここに崩壊し、ある意味宗教以上の束縛を古代から我が国に課してきた体制も崩壊へのカウントダウンを始めたといえます。
で、昨日受講された方が沖縄だったので、
私としては明治政府による琉球処分とかの話しも出したのですが、
恐らく前職が教員とまでは行かなくとも公務員には違いない。
そして、沖縄の負の遺産である皇民教育の面影が、
端々に残っているためか私共の話しがあまりすんなりとは入らないよう。
あれほどの沖縄戦の惨状があったにもかかわらず、
また戦後は東西冷戦の重圧 =軍事要塞化を、
本土に代わって一手に引き受けさせられてきたにもかかわらずなのです。
この官公労的な体質がそのまま出ているのが、
現在の知事の玉城であり、
オール沖縄の不徹底さの根源もここらにあるものと考えられます。
新型コロナショックに際して玉城が、
「沖縄に来ないでほしい」と言ったとき、
その脳裏には飲食や芸能や観光関係で食っている下層階級はなく、
公務員や大企業の社員の姿しか考えていなかったと思われます。
時あたかも尖閣に中国艦船が毎日のように入ってきているのですが、
沖縄よ台湾と共に独立する行き方はないのか
と私は言いたい気持ちです。