トランプの原点
「この世界はどこに向かっているのか」
現在の状況を判断するには日本=属国の状況を見ていても到底分からず、
やはり米国の大統領選後の状況を押さえていかないと分からない。
それで先週末ぐらいからネットで話題になっていることの一つに、
「HBOの衛星放送は2週間で全6話」というのがあり、
覗いてみたのですが2チャンネルのひろゆきなどが出てきて、
こいつは、かなり前からディープステイト側に立って報発信をしている、
これはもう完全な Q アノン向けのガス抜き動画。
ところが昨日張陽チャンネルを見ていたら、
今回米国の議員を辞めて州知事に立候補する人物の書いた本で、
「 ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち」
というのがあることを知った。
本を読むのも目が疲れるので色々見ていたら Netflix で映画が出ている。
それで早速入会して近々見ることにしたのですが、
これでトランプ革命の原点が少し分かるような気がしたからです。
◎アメリカ人が、もうひとつのアメリカを知るためにこぞって読んでいる一冊
◎トランプ支持者、分断されたアメリカの現状を理解するのに、最適の書。
◎タイム誌「トランプの勝利を理解するための6冊」の1冊に選定。
◎トランプ大統領当選直後に、NHKニュースでも紹介。
◎2016年6月の発売以降、連続で「ニューヨークタイムズ」ベストセラーリストに入っています(2017年2月5日現在)。
◎アマゾン・コム、2016年間ベストセラー17位。
◎アマゾン・コムのカスタマーレビューが4640(2017年2月5日現在)。
◎ワールド・エコノミック・フォーラムが選ぶ、「影響力のある人たちが選ぶ読むべき本 トップ10」の第4位にランクイン。
【内容紹介】
無名の31歳の弁護士が書いた回想録が、2016年6月以降、アメリカで売れ続けている。著者は、
「ラストベルト」(錆ついた工業地帯)と呼ばれる、オハイオ州の出身。貧しい白人労働者の家に生まれ育った。
回想録は、かつて鉄鋼業などで栄えた地域の荒廃、自分の家族も含めた貧しい白人労働者階級の独特の文化、
悲惨な日常を描いている。ただ、著者自身は、様々な幸運が重なり、また、本人の努力の甲斐もあり、
海兵隊→オハイオ州立大学→イェール大学ロースクールへと進み、アメリカのエリートとなった。今や
ほんのわずかな可能性しかない、アメリカンドリームの体現者だ。そんな彼の目から見た、白人労働者階級の
現状と問題点とは? 勉学に励むこと、大学に進むこと自体を忌避する、独特の文化とは? アメリカの行く末、
いや世界の行く末を握ることになってしまった、貧しい白人労働者階級を深く知るための一冊。
【本文引用】
私は白人にはちがいないが、自分がアメリカ北東部のいわゆる「WASP(ホワイト・アングロサクソン・
プロテスタント)」に属する人間だと思ったことはない。そのかわりに、「スコッツ=アイリッシュ」の家系に属し、
大学を卒業せずに、労働者階層の一員として働く白人アメリカ人の一人だと見なしている。
そうした人たちにとって、貧困は、代々伝わる伝統といえる。先祖は南部の奴隷経済時代に日雇い労働者として働き、
その後はシェアクロッパー(物納小作人)、続いて炭鉱労働者になった。近年では、機械工や工場労働者として
生計を立てている。
アメリカ社会では、彼らは「ヒルビリー(田舎者)」「レッドネック(首すじが赤く日焼けした白人労働者)」
「ホワイト・トラッシュ(白いゴミ)」と呼ばれている。
これで少し現在の底流に触れられるか
という期待をしているのですが・・・。