フェイクサイエンスの目的
「遺伝子組換ワクチンのお先棒」
前回までの考察で、
最近始まった大手メディアの新型コロナに関する変異種報道は、
テクニカルタームを多用した一見最先端科学を装った、
フェイクニュースであるということが分かったので、
今月のニュースでは以下のような内容の注意を喚起しました。
この所メディアは、インド発の二重・三重変異株の出現で、感染力・毒性ともに増強したコロナの変異種が出回り、感染者が急増すると共に若者にも重症者がなどと煽り始めたようです。確かに印の死者数は多いが、100万人当たりでみると欧米各国などより遥かに少ない(表2参照)点からこの報道が胡散臭い事、また伝播の波に時相(地域毎の時間的ズレ)がない事も嘘臭い感じがします。PCRの不確実さに検体数の非公表や死因の捏造も絡んで正確な数字が出てこないが、これらは遺伝子組換ワクチン用の恐怖キャンペーンと考えるのが妥当なのではないでしょうか。
というのも、ウィルスの突然変異は一般に感染力や重症化の低下を来すものであり、特に粒子表面のスパイク蛋白の変異の場合は、宿主細胞に嵌り込むように設計されている部分が変わるので、病原性の低下を引き起こす筈ですからどうも理論的におかしい。しかし「ゲノム解析の結果」などと言われると素人にはかなり難しく、医師ですら最先端科学のテクニカルタームの羅列に白旗を挙げざるを得ない。そこでゲノム解析の手順を見てみると、DNA(コロナはRNAなので逆転写が必要)はそのまま解析するには大きすぎるため、適当な大きさに切断してからその断片の塩基配列を調べるのがまず最初で、この過程でPCRも使われる。なのでこの変異とはウィルス自体が別種に変わったのではなく、ゲノムの一部の塩基配列が変わったことを指しており、やはり従来の免疫学の常識とは相容れない主張となります。
従来から申し上げているように、PCRはある遺伝子の一部分を増幅する検査で、ウィルスの存在自体を証明するものではなく、他のウィルスや細胞成分にも反応してしまうので感染症の診断には使えない。また、これに代えて胸部CT検査などをやっても、コロナに特徴的な所見などないことは当然です。このような欠陥が指摘された結果、今度は「抗体検査」にシフトしてきたようですが、これも医学界で言われるような絶対性はなく、違うウィルス・細菌や細胞成分と反応してしまうことが多く(交差反応)、偽陽性率はPCRの数十倍にもなってしまうとの事。その上、従来のPCRが複数の遺伝子を検出して来たに対し、最近のキットは単一遺伝子用に変化しており、これではパパイア・モーターオイル・コカコーラでも陽性となり、偽陽性率がうなぎ上りになる=感染者数が爆発する=恐怖が倍加される事態になるわけです。
しかも以前も申し上げたように、
最近の PCR キットでは従来複数の遺伝子を検索していたのに、
それを一つの遺伝子のみ検索する形にしたわけで、
これによって陽性率=これを感染者数と言い換えているわけですが、
これが爆発的に増えていることを演出している。
「危ないからはよワクチン打たんかい」という姿勢が見え見えで、
支配者側もかなり焦っているということがわかるわけです。
にもかかわらずなかなか指令が末端まで行き届かず、
緊急事態宣言 を出してもマンボウをやっても、
賢明なのか能天気なのかはわからぬが人出はなかなか減らない。
日本のメディアは報道しないので国内はまだ静かなのですが、
欧州ではかなりの暴動が起きているようでもう統制は効かない。
また米国でも南部諸州においてはマスクの着用が強制されず、
飲食店も原則営業で lockdown もなくなったわけで、
この状況を昨日田中宇氏は以下のようにまとめていた。
米国は今後さらに、インチキな構造を維持するためにインチキを拡大せねばならないネズミ講的な悪循環に陥る。米国ではこの手の悪循環が、すでに金融の分野で起きている。リーマン危機後、金融システムが蘇生していないのに蘇生したように見せかけるため、米連銀などが造幣するQEを拡大して金融バブルの膨張を維持し、事態の不健全さに気づいた投資家たちが資金を流出させるほど、QEを拡大しなければならない悪循環の拡大が、もう10年以上続いている。すべてのネズミ講は、最終的に破綻する。米国の覇権は、ドル・米国債の金融面と、覚醒運動や国内テロ体制の国内政治面、中露イラン敵視の国際政治面のすべてで、最終的な破綻が不可避な状態になっている。この「破綻前」の「借りてきた時間」の状態が、いつまで続くのか。
田中宇氏の読みより事態は早く展開し、
ビルゲイツなどは失敗を見越して離婚
したのではというのが私共の考えです。