能天気な老婆

「斜陽日本の光景」

先週の土曜日だったのですが、
大阪市内の古い顧客で七十歳前後の女の人なのですが、
「主人が救急車で運ばれて入院し救命措置を図っているがなかなか回復しない。
なんとか 電話相談でパワーを送ってもらうことはできないか」とのこと。
何でも施設に入っているそうなのですが、
朝食後倒れているのを施設の人が見つけて救急車を呼んだそうなのですが、
到着時にはすでに心肺停止で電気ショックと人工呼吸で息を吹き返したものの、
そのまま入院したのだがなかなか心臓が動かず自発呼吸も戻らないとのこと。
まあその日は空いていたので渋々承諾したのですが、
「お金は息子の伝授の分を支払っているのだが、息子はワクチンを受けないと言ってるんで残った分プラス1万円でお願いしたい」 とのこと。
なんとも大阪人らしいえげつなさなのですが、
古い客なので仕方がないかとやってみた。
症状は昨年同様大阪の高線量による、
放射線障害のため心筋梗塞を発症したようで、
とりあえず緊急のパワーを送りました。
やっている最中も「今奈良から到着した人がいるので後はやっといてください」、
というように、
私たちは医者はもちろん坊主よりもはるかに低く評価されているわけです。

事務の者によるとその後1時間ほどして、
「だいぶ顔色が良くなってきた」という電話が入ったそうです。
そして休み明けの月曜日の午前中、
またまた大阪弁の大きなけたたましい声で、
「息子が28日にワクチンをやるのでその前にレジェンダリーをやってくれないか」との電話が。
どうやら旦那が息を吹き返して、
私どもの言ってることがまるっきりの嘘ではないと分かったようで、
自分の嘘は棚上げにしてとりあえず可愛い息子のために、
「土曜日の分からお金はきちんと払いますのでなんとか時間を」とのこと。
まあとにかく慌ただしくて、
注意欠陥多動性障害と言うか計算高いばあさんなのです。
だってこの人の息子さん長年にわたって脳腫瘍とのことなのですが、
そんなに長い期間増殖せず中枢神経系に影響しない脳腫瘍、
なんて聞いたこともなく、
これは大人の発達障害と呼ばれる病態で引きこもりになっている状態。
件の旦那にしたって私どもの診断などは鼻っから信用しておらず、
その場その場で切り抜けていけば、
大阪のお母ちゃんとしては出来が良い方なのかもしれません。

それにしても大騒ぎだったのですが、
この話よく考えてみると現在のコロナやワクチンといったものについて、
日本人の一般的な理解がいかに低いかということが分かると思われます。
この原因がメディアが偏向している点にあるのは否めないのですが、
国民のレベルもかなり低いと考えられる。
私たちがやや理論的なことを指摘するとお客は離れていき、
彼らは掌の上で心地よい言葉をコロコロされるのが嬉しいのだと思われます。
ですから、霊感商法やインチキ健康食品などの素地は限りなく広がり、
やや科学的なインチキタームを使えば、
9000万人などはコロット騙せるというのがコロナショックで証明された。
あと考えられるのはこの30年の我が国の低経済成長のため、
国民一人一人も文化度合いが極端に低下してしまったこと。
老人だけでなく若者も刹那的に考えるようになったのは、
こうした風潮が影響しているのではないでしょうか。
なにせ昨年初めに時給でソウルに抜かれたと思ったら、
現在一人当たり GDP でも韓国に抜かれているわけで、
「日本の平均年収は韓国に敗北、一人あたりのGDPも1位から24位に転落!円の実質実効為替レートは1970年代の水準 50年ぶりの円安」、
という記事を読めばよく分かる。
三流斜陽国家になってしまった現実を大多数は認識していない
と思われますが、天皇制教育装置がそのバックにあり、
「日本書記」以来1300年の改竄を元から正さないと無理。
だって、まだ日本のワクチンを待っているなどと言ってるのがいるですが、
このKMって女性研究者が不審死したところじゃないですか。

 

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