オタク達の陥穽

「臨床というのはそんなんじゃない」

一昨日無茶苦茶な手順でコロナにさせられた人についてお話ししましたが、
その後ご主人は完全隔離で面会も何もできず、
モルヌピラビル(ラゲブリオ)の投与などを続けているとのこと。
このご主人病院オタクで手がつけられないとのことでしたが、
3年半前は以下のような状態で回復への道筋が開けてきたところだった。

カルシウムよりもマグネシウムを重視した食生活に切り替え、これを 1か月ぐらい続けての結果で、次回もう一度見てからまず糖尿病関係の薬からやめていく、と提案しました。2型糖尿病またはその予備軍が急増したのは 1960年代後半であり、この時日本の食卓で起こった最大の変化は、雑穀と粗塩の摂取量が激減したことであり、これはすなわちマグネシウムの摂取量が大幅に減った原因なのです。そして、マグネシウムはインシュリンの分泌に重要な働きをしているため、体質的にもともとインシュリン抵抗性の高い日本人に、糖尿病もしくは予備軍が激増したというふうに考えられるわけです。その結果、肥満でないのに糖尿もしくはその予備軍が、以後膨大に増えていったという形になったわけです。
まぁ、この調子で1カ月生活習慣を改めてもらえば、その後糖尿の関係の薬からやめる指示が出せそうで、それらをやめるとスタチンもやめられ、その状態が続けば血圧や心臓の薬も最低限度にできるはずで、大きく健康状態が改善されると思われます。

一週間ぐらい前に肺がんのステージ4と宣告されたというのですが、
なんだか肺がんの話は数年前から出ていたような気がします。
で、結局病院側としてはがん治療3点セットか、
今回のコロナ治療のいずれかで生きているうちに売上をあげよう、
という姿勢が見え見えなわけです。
ですので奥さんの方にも「医療機関にできるだけかからないこと」、
と申し上げていたのですが、
今回はなかなか厳しい状況でどうにもならなかったという事。

昨日はもう一人現代医学オタクの女性から電話があり、
やはりご主人の体調がいまいちで、
「イントロダクション」の消化管を受けるべきかどうかという質問。
白血球数が低下しているのでそれを食い止めるためにと言うのですが、
消化管からの出血などがあれば通常白血球数は上がるのが普通で、
正常値からやや低下している原因は、
このご主人が2回目までのワクチンを終わっているため+放射能の影響と思われる。
ですので同じお金をかけるなら「レジェンダリーⅡ」が良いのでは、
と事務の者が一生懸命話していたようですが、
結局は「イントロダクション」になったらしい。
私どもも自分の家族のことでもないので相手の好きにさせるしかない、
ということになりました。
この方も自分が乳がんで苦しんでいるにも関わらず、
7対3であるいは8対2で医師たちのいいなりになってしまっている人。
検査データなど読めもしないくせにあーだこーだと言ってきて、
病気の実態というものはまるで把握できていないわけで、
こうなってくると私どもが何を言っても聞く耳持たないと言う状態に。
ど素人が医学情報に接することが可能になった時代ですが、
臨床をやったことのない人が体のことが理解できるとは到底思えない。
私などがたどり着いた現時点での結論は、
カラダが答えを知っているのだから身体の反応を止める=対症療法は最悪
ということなのです。
今回のコロナ禍はその人の価値観が問われているというわけです。

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