2023年5月27日 / 最終更新日時 : 2024年4月14日 protoサイエンス 改竄された記憶・日本古代史論(2019年筆)守谷健二氏の「二つの正史(旧唐書と新唐書)について」 「市井にはまだ素晴らしい人がいる」 現在私は「日本中世奴隷制論」に取り掛かっているのですが、 その前に「改竄された記憶・日本古代史論」に関係する、 非常に重要な論考をご紹介したいと思います。 副島隆彦学問道場の会員で守谷 […]
2019年8月26日 / 最終更新日時 : 2024年2月24日 protoサイエンス 改竄された記憶・日本古代史論(2019年筆)東北王朝論 古代史論の最後としての「東北王朝論」ですが、本稿ではYES/NOで選んだ、古田武彦氏の「真実の東北王朝」をベースに話しを進めていきます。そしてこの古田武彦氏が依拠したのは、漢籍のほかに「東日流外三郡誌」というものなのです […]
2019年6月19日 / 最終更新日時 : 2023年5月17日 protoサイエンス 改竄された記憶・日本古代史論(2019年筆)唐占領後の列島と半島. 前項で私たちは、乙巳の変の後、孝徳(耳の弟)が九州から逃れ都を河内の難波に遷したこと、またそれに続いて斉明・天智ら上宮王家に繋がる人々はすべて九州から居なくなったことを知りました。「すると、最後まで九州を動かなかったのは […]
2019年6月1日 / 最終更新日時 : 2023年5月17日 protoサイエンス 改竄された記憶・日本古代史論(2019年筆)二つの倭国と白村江の戦 本節では西暦 600年以降 700年にいたる古代史の掉尾を飾る部分に入っていきますが、その前に「日本書紀」でこの部分がどう記述されているのか、通説ではどのようにいわれているのかを、あるサイトから引用してみたいと思います。 […]
2019年5月8日 / 最終更新日時 : 2023年5月17日 protoサイエンス 改竄された記憶・日本古代史論(2019年筆)磐井の乱と蘇我・上宮王朝時代 (2019年筆) 継体紀の中の「磐井の乱」を語る前に、兼川晋氏は次のように述べています。 「日本書記」は、神武以来代々の天皇を近畿大和に根を張る政権の主権者であるかのように書いているが、実は神武以来の政権主権者たちは豊に […]
2019年4月24日 / 最終更新日時 : 2023年5月17日 protoサイエンス 改竄された記憶・日本古代史論(2019年筆)百済の興亡と倭の五王 (2019年筆) 兼川晋氏は、その著書「百済の王統と日本の古代」のサブタイトルを「〈半島〉と〈列島〉の相互越境史」と名付けていますが、その背景には悠久の大和朝廷一国史観への強烈な批判意識が存在するものと思われます。すなわ […]
2019年3月15日 / 最終更新日時 : 2023年5月17日 protoサイエンス 改竄された記憶・日本古代史論(2019年筆)神武は筑豊に東征した (2019年筆) 先に、戦後の歴史学は「記紀」が神話としたものを全て排除し、合理的に考えられる部分のみに話を限定したわけで、これが致命的な間違いだったと申し上げました。本稿で扱う神武東征にしても事情は同じで、いわゆる饒速 […]
2019年3月7日 / 最終更新日時 : 2023年5月17日 protoサイエンス 改竄された記憶・日本古代史論(2019年筆)卑弥呼の出自 (2019年筆) 今「倭国大乱」について、ごく一般的な解説をウィキペディアから引用すると次のようになります。 弥生時代後期の2世紀後半に倭国で起こったとされる争乱。中国の複数の史書に記述が見られる。倭国の地域は特定されて […]
2019年2月27日 / 最終更新日時 : 2023年5月17日 protoサイエンス 改竄された記憶・日本古代史論(2019年筆)「倭は呉の太白の後」 (2019年筆) 古田武彦氏の九州王朝論に実証的な道筋をつけたのは、九州古代史の会をはじめとする民間の歴史学者たちでしたが、その中心は室伏志畔・大芝英雄・兼川晋の三氏であり、本稿はこの三氏の著作が元になっております。 […]
2019年2月20日 / 最終更新日時 : 2019年2月20日 protoサイエンス 改竄された記憶・日本古代史論(2019年筆)序論 (2019年筆) 70年安保に関して、私は 2010年に次のように書きました。 私たちがその当時どこまであの時代の実相を認識していたかは疑問であり、それはただ単にその渦中にある者には時代の底流が見えにくいという歴史学の […]