2023年7月27日 / 最終更新日時 : 2023年7月28日 protoサイエンス 日本中世奴隷制論(2023年筆)抜け落ちた視点(2)日葡史の欠落 地球の気温は 16世紀になると急速に上昇し、織豊政権の時期には温暖化のピークとなっている。従来この時期について想定されてきた生産力発展はこの事情を背景として考えなければならず、このことがこの時期、百姓の奴隷転落条件が緩和 […]
2023年7月25日 / 最終更新日時 : 2023年7月28日 protoサイエンス 日本中世奴隷制論(2023年筆)抜け落ちた視点(1)中世の寒冷化 安良城説も含め中世の下人・所従の社会構成的意味をめぐる論議は、生産力発展論を中核とする発展段階論として奴隷制を問題にするものだったが、実際のところは奴隷制が拡大したのが中世社会の特質であると磯貝氏は述べております。すなわ […]
2023年7月22日 / 最終更新日時 : 2023年7月28日 protoサイエンス 日本中世奴隷制論(2023年筆)安良城盛昭氏の日本中世社会論 戦前の「日本資本主義発達史講座」を引き継ぐ形で進められた日本中世の歴史的位置付けについての研究は、奴隷制的で否定すべき東洋的専制支配の古代に対し、それを克服する進歩の表れとしての事象を発見するという問題意識を共通に持って […]
2023年7月21日 / 最終更新日時 : 2023年7月28日 protoサイエンス 日本中世奴隷制論(2023年筆)日本中世史の問題点 社会・経済史特にマルクス主義発展段階論においては、古代=奴隷制、中世=封建的農奴制、近代=資本制的土地所有下の賃労働というふうに規定するのがモデルなのだが、日本においては中世末=戦国時代まで奴隷制が続き、秀吉の太閤検地と […]